MASA日記

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乗り物 第63回~赤車両ブーム~

4月3日 火曜日 乗り物第63回

 

こんばんは。

今回は鉄道ネタです。各社の決算前の発表においては、今後の中期経営計画などが発表されますが、やはり新型車両の導入などは一つの目玉ですね。そんな中、最近一つ気になっていることがあります。少し前まで、ステンレスやアルミ剥き出しのボディに、コーポレートカラーや路線カラーを部分塗装しただけの車両が大半でした。しかし、ここにきて、カラーリングの場所や範囲に変化が見て取れます。特に赤色車両軍団の派手さは、やはり目を引くのです。

 

■ 赤軍団のニューカマー

東武70000系

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東京メトロ日比谷線直通列車として昨年7月に運用開始された新型車両です。車両の長さや扉数を統一化する中で、東京メトロ13000系と基本を共通としています。

なかなか精悍なデザインで、ライトの形状や頭部の丸みなど、キン肉マンに登場するウォーズマンを連想してしまいますが、何より鮮やかな赤色が目を引きます。

従来の東武車両はもう少し濃い赤色ですから、新鮮な印象を受けました。

 

小田急ロマンスカーGSE

この春のダイヤ改正で登場したのが、新型ロマンスカーGSEです。ロマンスカー小田急電鉄のイメージリーダーであり、複々線化達成とともに、この春の小田急ダイヤ改正で大いに話題となりました。

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わたしのセンスで言えば「ダサい」と思ってしまいますが、直線的な先頭形状は意図的にデザインされているはずですし、やはり車体の大半を赤一色で仕上げている点が特徴的です。東武70000系よりも朱色に近い気がしますが、これでもかとばかり、赤で塗られた車両の存在感は抜群です。

 

京浜急行新1000形

コチラは2018年1月より順次導入されています新1000形です。京急と言えば、やはり赤塗色がお馴染みですが、新1000形でもファンからの要望も踏まえ、赤色塗装は健在。一目見て京浜急行と分かるカラーリングとなりました。

それにしても京浜急行は、デザインもほとんど変えませんね。

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東京メトロ丸の内線2000系

そして個人的に最もインパクトを受けたのが、東京メトロ丸の内線に導入される2000系です。現行の02系は、とても無機質でおとなしいデザインですよね。路線カラーである赤色も、ぐるりと帯で巻いているだけです。

それに対し、この2000系は、車両全体を真っ赤に仕上げています。

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有楽町線10000系、東西線15000系などの涙目ブームに対し、2000系はキリリとした表情も特徴的で、この車両が2019年早々にも運行開始となるようです。

東京メトロでは、銀座線の1000系(黄色塗装)に次ぐ全身塗装で、他路線の新型車両を蹴散らすほどの威力だと思います。

 

■ ホームドア対策

塗装の歴史は、たとえばJR山手線などが代表的だと思います。

かつて国鉄時代の103系では全体を塗装していましたね。

それが、205系E231系500番台と、ステンレス素材剥き出しを基本に、ラインカラーをグルリと腰帯で巻きました。軽やかさの表現と同時に、メンテナンスのしやすさや、費用の削減という企業側のニーズにも合致していたのです。

現行のE235系でも、ステンレス剥き出しは同じですが、前面部をグリーンで塗り、車両側面部はドアとその上部にかけて縦に色付けしています。横帯は廃止されました。

これはホームドア設置に伴い、ラインカラーが隠れてしまうため、利用者にとって識別しづらいという欠点を無くすための対策です。

首都圏では同様に、ホームドア設置(予定)の路線が多いため、西武40000系東武50000系なども、側面のカラーリングを縦、あるいは車両上部に変更しています。

上で紹介したニューカマーの東武70000系などは、その流れで説明がつきます。

しかし、東京メトロ丸ノ内線2000系などは、それだけでは説明がつきません。全体を真っ赤に色付けする必要はどこにも無いからです。

 

■ ニューカマーたちの塗装背景

ここからはわたしの推測でしか無いため、理由として正しいかは不明です。

上で紹介したホームドア対策で説明がつくのは、東武70000系(①)です。横にも腰の位置にラインを入れていますが、同時に車体上部に一本の横帯を走らせていますので、とても分かりやすいと思います。

一方、京浜急行新1000形(③)については、伝統的なカラーリングであり、偶然、新型投入時期に重なっただけの話であり、特段の意味は無いでしょう。ファンからも伝統色への期待が強いそうですから、今後も受け継がれていくのでしょうね。

小田急ロマンスカーGSE(②)は、各型式に応じて色を変えていますが、GSEのカラーリングは伝統色を意識した赤系統の採用です。全体を色付けしているのもロマンスカー各型式共通であり、それに準じたものです。特急車両ですから、それだけお金を掛けるのもある意味当然だと思います。

それらで説明がつかないのが東京メトロ丸の内線2000系(④)です。伝統的なカラーではありますが、ホームドア対策だけの理由であれば、あえて全体をカラーリングする必要は無く、通勤車両ですから過剰な費用は避けたいところでしょう。

それでもなお、全体をカラーリングしているのは、一つは景気が上向いて一定の余分な投資もできる状況であること(逆に今後不況になれば、部分塗装に変更されていくかもしれません)、そしてやはり斬新さを強調できることが理由だと思います。

赤は目立ちますから、インパクトが大きいですよね。

 

2020年投入の東京メトロ半蔵門線を全身紫色にしてくれれば、これら赤軍団以上のインパクトかもしれませんが、当面はこれら赤軍団の派手な車両が街中を席巻しそうです。