MASA日記

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保険+α 第40回~医療の進歩と保険~

3月15日 木曜日 保険+α 第40回

 

こんばんは。

昨日、今日と、額に薄っすら汗が滲むようなポカポカ陽気でした。近所の桜の木が一気に七分咲きくらいになっていて、春を感じます。もちろん民家の桜なので開花宣言には一切関係しませんけどね。さて、保険+αです。

 

■ 身近になった”がん”

本日、歌手の大橋純子さんが食道がんであることを公表されましたね。ステージ1レベルということですから、本当に初期で、十分に対処ができるだろうと思います。

逆に、発見時に進行してしまっていて、転移も進むと厳しくなります。

現在、2人に1人はがんに罹患すると言われるほど、日本人にとって身近な病気です。これは事実でしょうが、ただ、昔は低かった罹患率が現代は増えた、というのは違うと思っています。もちろん、生活習慣に影響される部分もあるのでしょうが、医療の進歩や健診率上昇により、がんと判明するようになった、というのが正しいと思うのです。

たとえば花粉症。現代では当然のように花粉症になったと言いますが、わたしが子どもの頃はそんな言葉はありませんでした。夏風邪のように、春風邪なんて言ってました。単に病名がついていなかったり、判明するチャンスが少なかっただけなのでしょう。

 

■ 先進医療から健保対象へ

先進医療と言えば、一定の有効性は認められる高度な医療技術ながら、健保対象になるほど症例数が無かったり、汎用的ではないものです。したがって、患者が100%自己負担することになり、やはり身近な医療とは言い難いものです。

その代表例が、がんに対する重粒子治療ですが、厚生労働省は今年1月17日、4月から前立腺がんや頭頸とうけい部のがんの一部に公的医療保険を適用する方針を固めました。つまり、健康保険証を提示すれば、患者は所定の割合のみ負担すればよくなるわけです。これは医療技術が、一歩前進したということでしょう。

 

■ 生命保険との関係では悩みも

こうした医療の進歩は、喜ばしいものですし、技術は凄いと感じます。

一方で、生命保険という意味で考えると、悩みにも繋がります。

生命保険では、無告知の商品以外は、告知義務を負います。仮に質問されている告知事項に対し、意図的に真実を告知しなければ、契約は無効になります。

働く方の多くは、年に1度の健康診断を受けていると思いますが、医療技術が発達したおかげで、がんに限らず、色々なものが見つかりやすくなっています。

何度も言いますが、長寿を目指す上では早期発見は喜ぶべきことですが、生命保険に加入するにはハードルにもなってしまいます。

がんの場合、責任開始から90日の待機期間があるため、仮に加入当時は知らなくても、待機期間中に健康診断結果でがんと判明すれば、無効になってしまいます。

つまり、とにかくがんと認識しないうちに(他の疾病も同様ですが)保険に加入しておかないと、”そのうちに”と思っている間に保険に加入できなくなる、という最悪の事態に陥るわけです。まさに健康な人でなければ入れない、それが生命保険です。

先進医療の話も同様です。医療保険に先進医療特約を付帯していれば、技術料等は2000万円限度で実費をカバーしてくれる、という保険が増えています。

つまり、一時的な立て替えをしても、保険で戻ってくる(会社によって医療機関への直接払が可能な会社もあります)わけです。

これが健保対象となれば、先進医療特約の対象から外れます。たとえば3割負担と言っても、相応の価格になってしまいます。しかし、一般の医療保険は、日額5,000円や10,000円程度が多いでしょうから、到底間に合いません。

医療の目覚ましい進歩は、一般的には喜ばしいことながら、生命保険との関係ではデメリットに働くこともあるという話でした。

 

以上、今週の「保険+α」でした。更新が遅れました、すみませんでした。