MASA日記

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時事の戯言 第13回~宴会芸と犯罪~

3月4日 月曜日 時事の戯言第13回

 

こんばんは。

3月に入り、先週末あたりから人事異動が発令されている企業もあります。そうなると付き物なのが歓送迎会でしょう。本来は、長年同じ場所で働いた仲間を送り出し、あるいは新たな仲間を迎え入れる宴席になるはずですよね。ところが。飲みの席という場面では、残念ながら、一つ間違えるとパワハラ・セクハラの温床になりかねません。酔いに任せて、日頃は抑えている理性のリミットを外したり、上司部下の関係を盾に何かを求めるといったことがまかり通ることもあるようです。

 

■ 福岡県警の事例

日頃は住民の安全な暮らしを守ってくれている警察官という立派な職業の方々ですが、まさかの宴席での事案が、ここ最近の報道で取り上げられています。

事の概要は、福岡県警留置管理課の元警部補2名が、2015年9月、福岡市中央区での宴席において、1名が女性警察官を羽交い締めにし後ろに引き倒し、もう1名が女性の両足を無理やり広げさせ、体に覆いかぶさるなどのわいせつ行為をした、というものです。

被害者である女性警察官が告訴に踏み切ったことで明るみに出たわけです。現在進行形で争っている事案ですから、その結論に従うべきですが、皆さんはどのようにお感じになるでしょうか。ちなみに被告2名は「体育会系の職場で、宴会芸としてやった」と主張しており、今後の成り行きが気になるところです。

 

■ 過去の体験

わたしは下戸で、アルコール(しかもビールは飲めません)数杯が限度です。そのかわり、精算やら後始末などは任される、というのが立ち位置です。

そんな”ほぼシラフ”なわたしが見てきた宴席で、「宴会芸」と称するパワハラ・セクハラを一度だけ見たことがあります。やはりパワハラまがいな上司だったのですが、新入社員の歓迎会において、職場の先輩社員15人ほどがいる前で、その新入社員に全裸になるよう強要したのです。やっと就職して配属された先、これからの自分のサラリーマン人生の評価を下す上司に対して逆らえないと判断したのでしょう、彼は強張った表情のまま、前に出て着衣をすべて脱ぎ去りました。

都内の有名私立大を卒業し、高校まではサッカー部だったという彼を全裸にさせた上司は、彼に全裸のままで女性社員に酒を注いで回らせる始末。大半の社員はドン引きでしたが、わたしも含めてパワハラ上司の神経を逆撫ですることは”自分にとってマイナス”となることを恐れ、黙って見ていました。

結局は、その後も、女性経験について告白させたり、割り箸で彼のモノの皮を剥いたりと、酷い情景が続いた宴席は、歓迎会と呼ぶに相応しくないまま終了しました。

せめてもの救いは、彼がその後も出社してくれたことでしょうか。

 

■ いじめと同じ構造

上司部下や先輩後輩という力関係を背景にして、相手が嫌がることを強要することは、まるで子ども社会のいじめのようだと思います。

相手が不快に感じれば”いじめ”だと整理するのが最近の特徴です。それを知っているはずの大人たちが、実際の行動ではこうしたパワハラ・セクハラをしているのでは、示しがつかないでしょう。「宴会芸」「いじり」「かわいがり」などと言葉を変えても、それは加害者側の理屈でしか無く、本質は何も違いません。

福岡県警の事例でやり玉に上げられている2名が、いずれも60近い男性と聞いて、なるほど昔は「宴会芸」の名の下にパワハラ・セクハラがまかり通ったのかもしれませんが、時代の流れと世間の感覚について行けて無かったのかと感じます(もっとも、まだ結論が出ていないので、彼らの主張が正しい可能性もあります)。

 

■ 時事の戯言

最近のテレビで見て気になるのは、売れているお笑い芸人のうち、とにかく明るい安村さんや、アキラ100%さんといった、裸芸がもてはやされていることです。

彼らはお笑い芸人であり、体を張ってそれを職業とし、自ら進んで脱いでますが、職場や学校で同じことを強いれば、それはパワハラ・セクハラ・いじめになりかねません。

そうしたことが実際に起こらなければいいが・・・と、勝手に懸念しているのです。

それにしても歓送迎会にお花見と、とかく宴席盛んな時期でもあります。

「酒は飲んでも飲まれるな」とは昔からの言葉ですが、加えて、「飲まれたフリ」してセクハラ・パワハラをすることは、より悪質です。皆さん注意してください。まぁ、爺の戯言ではありますけどね。楽しい酒席が一番ですね!