MASA日記

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保険+α 第38回~生命保険料の改定~

3月1日 木曜日 保険+α 第38回

 

こんばんは。早いものでもう3月です。

今夜の「保険+α」は、生命保険料の改定に関する話題です。

 

■ 標準生命表の見直し

保険料算出の基礎となっている「標準生命表というデータがあります。このデータが2007年以来、11年ぶりに改定となります。その基礎となる標準死亡率は、年齢別、性別の死亡率をはじき出したものですが、長寿化や、景気回復に伴う自殺者の減少により、死亡率が下がっている現状が反映されたものになっています。

死亡を保障する生命保険の場合、長寿になるほどリスクが下がります。保険は、加入者で出し合った保険料と、支払う保険金のバランスを取るという「収支相当の原則」というものがありますが、支払うリスクが減れば、それに見合う形で徴収される保険料が削減されるというのが自然な流れです。

 

■ 2018年4月の見直しラッシュ

これを受けて、生保各社は保険料の見直しを打ち出しています。直近では、SankeiBizが2月24日付で「生保各社、生き残りかけ販売競争 保険料率を見直し、死亡保険料の引き下げ広がる」という記事を書いていますが、大手国内生命保険会社では最大24%の引き下げを打ち出した会社もあるようです。

詳細は各記事を読んでいただければ良いのですが、こうなると、保険加入を戸惑う方や、見直しを検討される方も当然出てくる、まさに小さな見直しラッシュがあるのではないか、と思います。

 

■ 熟考が必要

先に紹介した記事では、6社の展望が出ていますが、他にも見直しを行う会社はあると思います。では、その改定を待ってから見直すべきか、あるいは待たずに見直すのか、個人的な考えを書いてみます。その判断に必要な注意点は以下のとおりです。

①保険の意義を考える

保険は本来、万が一が起きた場合に備えるものです。万が一は3月中に発生する可能性も十分にあります。安くなるなら待ちたい気持ちは誰しも同じでしょうが、保険に加入する意義を踏まえて検討された方が良いでしょう。

②若いほど安いのが原則

先程述べたとおり、保険料率は年齢や性別による死亡率を基礎に算出します。したがって、若いほど安いのが原則です。4月まで待つと誕生日を迎えるならば、その前に加入や見直しを行うことも選択肢に入れる必要があるのではないでしょうか。

また、既に加入している内容が良いのであれば、見直さない選択肢もあるでしょう。

③保険料は様々な要素が絡む

先に、収支相当の原則から、死亡率が下がれば保険料も下がるのが基本と書きましたが、保険料にはそれ以外の要素もあります。付加保険料と呼ばれるもので、扱い者の手数料や、保険会社の事務費用、それに運用に掛かる費用などが加算されます。これらは各社によって異なるので、保険料に対しても大きく影響します。すべてが安くなる、というわけでもないことに注意が必要かと思います。

④死亡率が下がる=生存率が上がる

死亡率が下がるということは、死亡を保障する保険が安くなる大きな要素ではありますが、逆に言えば長生きになるわけです。

長生きになると必要なのが医療費です。生存中の病気やケガなどを保障する種類の保険は、反対に値上がりする可能性も否定できません。何が必要な保障なのかにより、4月を待つかどうか、違ってくるかもしれませんね。

⑤保険料大幅安で本当に良いか

保険料が大幅に値下がりするという事実は、誰しもにとって喜ばしい話題でしょう。しかし、気を付ける点があります。死亡率が下がる、それに応じて保険料も下がるという保険は、保障面をしっかり確認した方が良いと思います。

いつ亡くなっても保障されるという終身保障系商品であれば、死亡率は大きく影響しないはずです。いつかは保険金を支払うわけですから。しかし、死亡率が下がったのに応じて大幅に保険料が下がるというのは、保障が定期である可能性もあります。つまり、保障する期間中に亡くなるリスクが少ないから、保険料を下げられるというロジックである可能性もあります。保障内容はしっかり確認してください。

 

以上、簡単ですが、保険料改定に関するネタでした。