MASA日記

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乗り物 第58回~春のダイヤ改正。S-TRAINの行方~

2月27日 火曜日 乗り物第58回

 

こんばんは。

いよいよ3月に突入間近という今夜は、昨年何度かお伝えした西武鉄道の着座制通勤列車「S-TRAIN」のダイヤ改正についてです。

 

■ プレスリリース

はっきり言って驚きました。西武鉄道は「S-TRAIN」に本腰を入れてます。

https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2017/2018daiyakaisei.pdf

2018年1月25日付で発表されたNEWS RELEASEによると、投入から1年が経過した西武池袋線経由のS-TRAIN」の増発が決まりました。

豊洲保谷・所沢の3つの駅で各駅停車と接続を図ることで、「S-TRAIN」が持つ速達性という特性を活かす戦略のようですが、夕夜間の増発に伴い、ダイヤも分かりやすく整理するという方向です。

特に下り方面では、豊洲発を18:00から22:00まで毎時00分発に整えました。同様に、有楽町駅が毎時07分発、飯田橋駅が毎時16分発と整理されましたので、利用者にとっては分かりやすい時刻表が完成したことは間違いないでしょう。

 

■ 有楽町線のダイヤ

東京メトロダイヤ改正情報では、有楽町線の一部増発や行先変更があるものの、やはり最大トピックスは「S-TRAIN」の上下便増発となっています。

しかし、何度も書いているとおり、有楽町線に乗り入れる最大のデメリットは、小竹向原駅などを除けば退避設備が無いため、速達性が活かしきれない点です。

まして、改正後の豊洲発は18:00からの毎時00分発、つまり帰宅通勤・通学ラッシュの時間帯です。この時間帯、現在はほぼ4分間隔で運行されています。うち3~4本が西武線方面に直通するのですが、その他は和光市または東武線各駅に入るのですが、今のところそれらを減便するという情報がありません。

ということは、このラッシュ時間帯に各駅停車に前を阻まれながら、小竹向原駅までは我慢を強いられるダイヤになる、ということですね。

つまり、速達性が削がれるという有楽町線のデメリットは何ら解消しないままです。「S-TRAIN」のメリットは座席が確保されていること、西武線内に入るとやや速いこと、それに加えて本数が増えたことです。反対に、ノロノロ運転や、高めの料金設定は依然として変わらず、ある意味ではデメリットになるでしょう。

 

■ 位置づけの明確化

とにもかくにも、わたしが以前書いたような、逆方面の行楽列車にするとか、副都心線に集中させるとか、あるいは「拝島ライナー」に全投入するといったことはせず、あくまで有楽町線方面の西武線ユーザーに着座制通勤列車を提供するという「S-TRAIN」の位置づけははっきりしましたね。

ただし、成功するか否かは別問題です。先日も有楽町線内某駅で豊洲方面に上っていく「S-TRAIN」を見ましたが、あの編成の中で目視で人数が数えられるほどしか乗車しておらず、夕方の上り方面という要素を加味しても、厳しいだろうな、と思いました。

この西武鉄道の本気度が、ユーザーの心に響くのか、その行方が気になります。

ちなみにわたしは、あまり利用者は増えないと予想しています。

 

今週の「乗り物」でした。