MASA日記

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【特集】10000アクセス記念⑥ iDeco運用中~株価下落編~

2月6日 火曜日 【特集】

こんばんは。10000アクセス記念も後半に差し掛かりました。

今日は何を書こうかな・・・とノンテーマで考慮していると、どうしてもタイムリーに気になる話題が目に入るもの。一昨日、第4夜に書いた「iDeco」ネタの続編的な話を、今夜は書いてみたいと思います。

 

■ 日米で株価下落

米国ではトランプ政権誕生を受け、株価は堅調に上昇を続け、ダウ平均は過去最高を記録していました。日本においても、長い不況を経て、自民党安倍政権誕生のあたりからアベノミクスの効果(かどうかは分かりませんが・・・)ゆえか、昨年末あたりにはバブル期に迫るまで上昇しそうだとも言われていました。

ところが、ここ2営業日続けて大幅な下落をしています。米国では、金利高が企業業績に悪影響を及ぼすことや、米連邦準備制度理事会FRB)の利上げペースが速まるとの懸念からニューヨークの株価が大幅に下落、これに連動する形で、東京株式市場でも2日続落で、一時は下げ幅1,600円の急落となりました。

今日の閣議後の記者会見でも、閣僚は「日本経済は堅調だ」という見方を示し、株価の下落に歯止めをかけようという思いが滲んでいましたね。

 

■ 株価下落はピンチ?

先日書きました。わたしは企業型401kを個人型401k(iDeco)に切り替え、現在に至っています。よく、株価が下落局面に入ると見ると「売り注文」が殺到しますね。高値のうちに売り抜けようという意識からです。

日本国債の他、日本の株式、海外の株式に振り分けているわたしは、株価下落がピンチで焦っているのではないか・・・と思うかもしれませんが、焦りません。何度も言いますが、「投機」では無いので、少しでも高いうちに売り抜けようと考える必要が無いのです。

その理由は2つあります。1つは、金利に対して、株式と債券は反対の動きをするのが一般的です。したがって、株価が下落するときは、債権は反対に動きます。分散投資しているため、ある程度、全体の中でバランスを取って乱高下しないよう調整ができているからです。しかも、iDecoは60歳までお金を引き出せないという原則つきなので、一喜一憂しても仕方ないこともあります。

2つ目の理由は、株価下落はある意味でチャンスでもあるからです。それは、ドルコスト平均法という理論に則れば、むしろチャンスになるのです。項を改めて記述しますね。

 

■ ドルコスト平均法

みかんを毎月買い続ける作業を思い浮かべてください。みかん1個の単価は以下のとおりと仮定します。

1か月目 20円、2か月目 50円、3か月目 10円、4か月目 100円、5か月目 20円

<ケース1>みかんを5か月間 定量購入する場合

毎月10個買うとすると、5か月間で手にするみかんの数は、10個×5か月=50個です。その購入に掛かる費用は、(20+50+10+100+20)×10個=2,000円となります。したがって、1個あたりの平均取得額は40円(=2,000円/50個)となります。

<ケース2>みかんを5か月間 定額購入する場合

今度は、毎月400円分を定額で購入するケースを考えます。各月に購入できる個数は、1か月目20個、2か月目8個、3か月目40個、4か月目4個、5か月目20個となります。結果、合計で92個のみかんを手にします

取得額は毎月400円ですから5か月で掛かるコストは2,000円です。したがって、1個当たりの平均取得額は21.7円(=2,000円/92個)となります。

つまり、途中で価格の上昇や下落があったとしても、結果的には定量購入より定額購入の方が取得コストが抑制され、これが長期になればさらにその効果が得られる、という考え方をドルコスト平均法と言います。ここで思い出して欲しいのが、前回も書いた「3,000円からコツコツ」「ほったらかし投資」などという謳い文句の投資誘導商品です。これらは「ドルコスト平均法」の話ですよね。毎月決まったお金で投資しましょう、そしてほったらかして長期に続けるうちに、取得単価が下がり、持ち株数がいつの間にか増えていますよ、と言っているのです。その長期は、数日や数か月、1年などというスパンではなく、何十年先の老後の話をしているんですよね。だから日米欧の比較でも、バブル崩壊後1995年からの20年間で比較表を出しています。1日も早く始め、長く続けて行けば、その分手にする株数が増えますよという話なんです。

 

■ そして景気は奇数曲線を描く

高校時代の数学を思い出してタイトルをつけました。2次曲線や4次曲線といった偶数曲線は、ひたすら上がるか下がるかを続けたまま問題用紙からフェードアウトしますよね。

対して、3次曲線や5次曲線といった奇数曲線は、上がったり下がったりを定期的に繰り返す、S字のような形を辿りながらフェードアウトしていきます。景気には波があります。今は比較的ハッピーな波でしょうが、そう遠からず下降局面に入り、マイナス傾向が続き、どこかで底を打って上昇局面に入るのです。偶数曲線のような形にならないことは、過去の歴史が証明しています。

このスパンは、概ね20~30年周期でやってくるわけです。仮に定額投資を継続していれば、下降局面にある間は、ひたすら口数を増やせるというメリットを享受できる、株価下落万歳!なわけです。

そして底を打って株価が上昇し、バブルに近い状況になれば、さらに万歳!!となります。何故か。手にするお金は、口数×株価だからです。口数が増えていれば、あとは株価が高値になっている時期に売るだけです。今日が明日より高いのか、などという超短期の心配は、一切不要なのが、長期投資のメリットです。

 

したがって、わたしは株価が大幅下落したと聞けば、口数が増やせるチャンスだと思いますし、株価が上昇すれば1株あたりの単価が上がると喜ぶ、毎日の株価に一喜一憂しない幸せな人間でいられます。

iDeco」や「NISA」「積立NISA」といった、国策の長期資産形成術は、こうしたカラクリを理解しておけば、「投機」と違って焦る必要も無いのです。

 

以上、本日の【特集】でした。思い付きのままネタを探す日があと3日続きます。