MASA日記

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【特集】10000アクセス記念④ iDecoを運用してみる

2月4日 日曜日 【特集】

おはようございます。9日連続の【特集】は、まだ折り返し地点にも来ていません。何をネタに書こうか、アレコレと脳内を巡るのですが、今日はiDecoについて書いてみます。

■ 国の方針

銀行にお金を預けます、そして通帳を開けて利息がつくのを楽しむ・・・というのは過去の話です。日本はバブル崩壊からの長期にわたり、真冬の時代を過ごした中で、銀行ではお金は増えない時代になりました。むしろ時間外手数料で利息分が吹き飛んでしまうこともしばしば。そして今後は、通帳の管理手数料を徴収することまで議論が出ているそうですから、もはや銀行にお金を預けても・・・という時代です。

一方で、タンスの中に寝かせたのではお金が増えるわけも無く、第一、盗難リスクが心配ですよね。某財務大臣も、日本人がタンス預金に眠らせているお金の存在について、度々疑問を投げかけています。

そして国は、極端な言い方をすれば、国策として、眠っているお金を働かせようとしているわけです。テレビCMやニュースでも「NISA」「積立NISA」といった聞き慣れない言葉が登場したり、より平易に「低額からコツコツ」といったCM、雑誌等では「ほったらかし投資」など、様々な表現でその方針を訴えています。

例えば金融庁が出している「金融行政方針」の平成28事務年度資料では、必要な変革の第2項目として、「国民の安定的な資産形成を実現する資金の流れへの転換」を謳っています。誤解承知で言えば、タンス預金などせず、投資による運用スタイルに国民のお金を誘導します、という話です。その具体例の一つこそ、「NISA」であり、「積立NISA」といった制度で、税制上のメリットを強調して、今まで投資に無関心だった人を導く流れを築こうとしているのです。今後もこの流れを加速させるべく、実践的な投資教育も行っていくというので、国は本気ですね。

同じく、年金についても従来のようなスタイルでは無く、その働き方や社会経済情勢に鑑み、個人が自己責任で運用するスタイルを採ろうとしたのが、確定拠出年金制度です。導入されたのは2001年ですが、当時は「日本版401k」などと表現されました。ちなみに「401k」とは、1978年米国内国歳入法の条項名です。

コチラは年金制度の俗に言う「3階部分」であり、所管は金融庁では無く、厚生労働省が旗振りしています。しかし、その流れ自体は、預貯金から投資へという国の方針を踏まえていますし、税制上のメリットが用意されている点でも似た部分があります。この確定拠出年金には、個人型と企業型があり、その個人型をより幅広く、使いやすく改正したものの愛称をiDecoと言います

 

■ 投資恐怖症

と、ここまで肯定的に「NISA」「積立NISA」「iDeco」など、国が率先して投資への旗振りをしていることを書きましたが、堅実な日本人の気質から、”要らないことしなくていいの””減らなければそれでいいの”と、懐疑的な見方で、手を出さずにいる人が大多数では無いでしょうか

それはおそらく、過去の株価暴落や、もっと遡れば小豆などの先物取引での失敗談、直近では仮想通貨の流出による大暴落など、とかくリスクを回避したい国民性によるものでしょう。

しかし、これは投資と投機を混同してしまっています。デイトレードのようなワンチャンスを狙って、高く売り抜けたい、といった機会を捉えるのが投機です。それに対し、成長するであろう資産に財を投じるのが投資です。国も「投機しろ」とは言っていません。「投資」のための3つのキーワードとして、「長期」「分散」「積立」を挙げています。先程ご紹介した金融庁の「金融行政方針」には、日本と米国・英国の家計金融資産の推移比較が添付されており、それによればバブル崩壊後の1995年からの20年間比較で、預貯金主流の日本の家計金融資産は1.47倍なのに対し、英国2.27倍、米国3.11倍と、直接的または間接的に国民が投資を行っている国の金融資産が着実に伸びていることを示しています。

日本のように堅実にしていても1.47倍なら、それで十分と思うかもしれませんが、日銀は物価上昇指数2%を掲げ、現在はそれを”何が何でもやる”と言っているわけですから、額面が同じでもお金の価値が減るわけです。したがって、手放しに喜んでもいられないのが現状です。

 

■ iDecoで運用

本論の前の導入がやたらと長引きましたが、わたしは前職時代の勤務先が企業型401kを採用していました。その当時、運用など一切考えることも無く、運用機関お勧めの日本国債100%にしたままでした。

定期的に送られてくる運用実績など見ることもせず、転職を迎えたのですが、長期間手続しないでおくとデメリットがあるという警告文を受け取り、やっと重い腰を上げて個人型401kへと切り替えました

それでも新天地での仕事に追われ、運用状況など見ないまま安倍政権も長期になる中、上記のような流れを知り、改めて運用レポートを引っ張り出して見直すと唖然、増えるどころか、手数料を取られて減っていました(現在わたしは運用指図のみを行っています)。さすがに将来の年金が減るのは嫌なので、色々調べて、上述のような国の流れを知る中で、国債金利が悲惨な状況の現在、日本国債100%で増えるわけが無いと一念発起したのが昨年11月でした。国の方針に従い、国内外の株式と債券にバランスよく配分し直しながら、どこか手を加えたい性分のわたしは、REITなども加えて運用方法を改めて2か月、その変動推移がコチラです。

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エクセル力の無いわたしが作ったので、残念なグラフで恐縮ですが、始める前はマイナスだったものが、今はプラス10万円を超えています。先週末頃の運用利回りは5.87%でしたから、銀行に預けておくよりはるかに良い状況です。勿論、毎日の変動で上がったり下がったりはします。ときにはリーマンショック級の大暴落さえ起きるかもしれません。しかし、これは投機では無く投資です。幸いなことにiDecoは、自分の年金でありながら、60歳まで引き出すことができないデメリットがあります。あくまで投資と捉えれば、そうした邪念を取り払うメリットと解釈することもできます。

今一度思い出せば、日米英の20年間の家計資産推移でも、米国は突出して増えています。あのリーマンショックを経験し、あるいはテロ事件など社会的な不安定要素を経た中でも、20年という時間を味方につければお金は増えているのです。将来は見通せないでしょ?と言われる方もいますが、少なくとも現在の日本の金融政策では、タンス預金ではお金の価値が相対的に目減りしますし、預貯金では増やせないことだけは分かっています。それを指をくわえて見ているのが得策か、と考えたとき、わたしは資産運用という国策に乗ろうと決めました。もちろん自己責任ですから、その結果は数十年後に自分に跳ね返ってきます。どうなるか分かりません。ただ、「長期」「分散」「積立」の原則を踏まえて、社会情勢に鑑みながら、運用先を適切に選べば、大きな失敗はしないだろうと感じています。今まで未経験だった資産運用なるものの推移を、こうして毎日エクセル管理するのが、密かな楽しみであったりもします。

 

なお、「NISA」「積立NISA」「iDeco」の制度や比較は、専門家が多々書かれていますので、ソチラをご確認ください。また、「iDeco」については公式HPをお読みください

イデコ公式サイト|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合

 

以上、本日の【特集】でした。