MASA日記

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保険+α 第35回~冬に役立つ損害保険~

1月25日 木曜日 保険+α 第35回

 

こんばんは。

今週月曜日、わたしが勤務する都内某所は、駅を出たときはまだ雪がチラつく程度だったものの、昼前にはハッキリと雪が降り出し、地下鉄から地上に出たときには白銀の世界でした。幸い、出先からそのまま直帰したため、ターミナル駅で見られたような大混雑には遭遇せずに帰宅できましたが、交通の乱れに直撃された皆さんは、本当にお疲れ様でした。数年前に購入した雪かきスコップで、久々に雪かきをしましたが、ご近所も総出で除雪していたこともあり、普段は挨拶程度でも、何気ない会話ができたことは、雪にちょっぴり感謝かもしれません。さて、木曜日テーマ「保険+α」です。

 

■ 雪災

ニュース等で「雪害」という言葉は聞いても、「雪災(せっさい)」という言葉はあまり耳慣れないかと思います。しかし、火災保険の約款や、補償内容の案内を見ると、そこには「雪災」という言葉が登場します。

説明は不要でしょう。読んで字のごとく、雪による災害のことです。では、「雪災」はどの項目で補償されるのでしょうか。

関東地方に大雪をもたらす”首都圏大雪の方程式”などといわれるニュースを見ていると、北からの上空の寒気に加え、南岸低気圧が発達しながら通過したときだと言われます。このタイミングが重なると、首都圏に大雪が降ります。仮に寒気が入っていなければ、爆弾低気圧として、風雨が強まる状況なのです。言い換えれば、台風のような。

と、ここまで書いてお気づきかと思いますが、「雪災」は「風災」、つまり台風などの風の被害と同一項目として扱われるのです。パンフレットや約款を見ていただければ、「風災」「ひょう災」「雪災」という項目が横並びになっているはずです(「住宅火災保険」以上の保険種目に限る)。

「雪災」の場合、多くは雪による重みで家屋が損傷を受けるという事故形態でしょう。では、「風災」と同列だとすれば、何に注意する必要があるでしょうか。

以前、このブログでも書いたかもしれませんが、免責金額というものに注意してください。免責金額には、2種類あります。エクセス方式と、フランチャイズ方式です。最近はエクセス方式の免責金額が一般的で、損害額(適正な見積金額のうち、廃材処分費等を控除した金額)から免責金額=自己負担額を引いた金額が認定されます。つまり、損害額>自己負担額であれば、損害額-自己負担額が支払われるのです。

しかし、少し前までは、「風災」「ひょう災」「雪災」ではフランチャイズ方式が一般的でした。住宅火災保険時代からの流れで、フランチャイズの金額は20万円が一般的で、損害額が20万円を超えれば1円から支払うというもの、逆に言うと、それに満たなければ1円も支払われないのです。したがって、損害額が20万円を超えるか否かは、加入者にとって重要な課題でした。最近ではエクセス方式に移行するか、フランチャイズ方式でも10万円、20万円等、その免責金額を選べるスタイルが多くなっています。

是非皆さんも、ご自身の火災保険の証券や、加入内容をご確認ください。そして、万一、家屋に雪による損傷を見つけたときは、馴染みの修理業者に依頼、または複数の業者の相見積もりを取ってみると良いと思います。

 

■ 水道管破損

わたしが北海道に住んでいた頃は、冬場の天気予報では必ず「水抜き」という言葉を聞きました。水道管にある水が凍結し、水道管を破損する事故です。

大まかに言えば、①元栓を閉める、②蛇口を開けて水を抜く、という作業になるのですが、雪国に住んでいなければ、あまり馴染まない作業でしょう。しかし、これをしないことで水道管が破損してしまう事故は、実はそれなりに発生します。

その場合、損害保険ではどのように補償されるのでしょうか。これは、損害保険金本体ではなく、費用保険金と呼ばれる部分での補償が多いです。「水道管修理費用保険金」などという名称ですが、1事故1構内10万円限度で実費を補償してくれる内容が多いです。但し、建物を保険の目的とし、専用水道管に損害が起きた場合のみ補償されます。

この項目は、費用保険金の一部で、”よく分からないから不要”と考え、保険契約に加えていない方も多いと思います。今一度、ご自身の証券等を確認してみてください。

ちなみに、水道管が破損したことによって発生する水漏れ等は、損害保険金の「給排水設備事故」の項目で補償されます(「住宅総合保険」以上の保険種目)ので、この点も併せて確認されると良いかと思います。

 

以上、冬場に使う火災保険の情報でした。