MASA日記

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小さな旅 第38回~LCCピーチの挑戦~

1月24日 水曜日 小さな旅第38回

 

こんばんは。

今回の「小さな旅」は、LCC会社「ピーチ・アビエーション」(以下「ピーチ」)が2018年春に始める新規事業について、書いてみたいと思います。

 

■ その名は「COTABI」

COTABI(コタビ)と名付けられたその事業は、”C to C”型のサービスです。具体的には

①自身の属性(性別や旅行同伴者の関係等)から旅を検索する

②その中で、個人が提案している旅行プランで自分に合っているものを一括予約できる

③自身も、体験した旅行プランをパッケージ化し、COTABI上で他人にシェアできる

という大きな特徴を持っています。

ツアーのプロプランナーが提案するものではなく、まるで飲食店の”口コミ”でも見ているような感覚で、個人が掲載した旅行記を見て、”いいなぁ”と思えば同じコースを辿れるという、現代ならではの企画でしょう。

インスタ映え」という言葉が流行したとおり、個人が見た風景や、楽しんだ様子、食べたものを撮影するという行為は、今や普通になっています。

その感覚を旅行に取り入れた面白い試みだと思います。

 

■ メリットはあるか

この記事に対するネットのコメントを見ると、否定的な意見が目立っています。

インスタ映えなんて、遠くない将来に廃れることをベースにするな

・誰かが行った旅行を見て楽しめる感覚が分からない

・一円の金も貰えないのに、旅の提案をしたがる人の感覚が理解できない

・そんなことより、ピーチは価格の引き下げやシステム効率化に資金を使え

といった具合で、こうしたネガティブ意見に「いいね!」が多くついています。

わたしの感想は、この反応が意外でした。インスタグラムが長期的に続くか否かは別として、SNSの世界では、自分が食べて美味しかったものや、行って良かった場所を掲載している人がたくさんいます。おそらくは、その多くの人は、特定の誰かに向けて情報として発信したいのではなく、自分の何気ないことを流し、その反響があれば嬉しいという感覚なのだと思います。

インスタ映え」が流行ったのは、その感覚が少なからず受け入れられた結果でしょうし、アップしている側も、金銭目的で提案をしていないのだと思います。

「COTABI」でも、いつものSNS感覚で旅行記をシェアし、それに「いいね!」的な反響がたくさんあれば、提供者にとっては満足できるでしょう。それを参考に予約する人は、SNSで「いいね!」をする立場の人ですから、これも現代のSNS上で行われている動作の一つに他なりません。そう考えれば、提案者・予約者ともにデメリットはありません。むしろ、提案者はツアープランナー気分さえ味わうかもしれません。

ピーチとしては、システム開発には資金を投じる必要がありますが、プロとしてツアーを企画実現するという費用を削減することができます。加えて、他にライバルがいない中、話題を提供して注目度が上がるという効果も期待できるでしょう。その点で、ピーチとしてもメリットがあると判断したのだと思います。

 

■ 一括予約の是非

提案者と同じ旅を一括予約できるという特徴は、是非が分かれそうだと感じました。

面倒くさがりな人には、一括予約できる手軽さがメリットに映るでしょう。しかし、わたしのように、全部が提案者と一緒なのは嫌だ、とか、途中の温泉地で絶対に泊まりたい宿がある、といった場合に、その一連の行程から取捨選択できるのかどうか、気になります(できるのであればデメリットは感じません)。

あるいは、一括予約してしまった後に、例えば搭乗便の変更など、一部にキャンセルを必要とする場合の扱いをどうするのか等、より詳細が知りたいとも思います。

 

いずれにしても、個人的には気になる「COTABI」の今後に注目しています。