MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

保険+α 第34回~建物?家財?~

1月18日 木曜日 保険+α 第34回

 

こんばんは。

今夜の「保険+α」は、友人から質問されたコトで、意外と知らないかもしれないコトをご紹介したいと思います。損害保険は、モノについて保険を掛けるわけですが、そのモノが、どの保険でカバーされるのか、という話です。損害保険の用語で言えば、保険目的物が、その保険種目で対象になるかどうか、ということです。

 

昨年暮れに、友人が戸建てを購入しました。それまではマンションを借りていたのですが、子どもが生まれるのをキッカケに、戸建てに移り住んだのです。

火災保険では、大別して、建物と家財という2つを補償対象とします。

保険は手あたり次第入れば良いのではなく、必要に応じて入るべきですが、建物については、被保険者が所有権を有する場合に建物の補償に入る必要があります(つまり、賃貸している建物の場合は、賃借人は建物の補償を必要としません。但し、借家人賠償責任保険については加入をお勧めします)。

家財については、戸建てであれ、分譲・賃貸マンションであれ、いずれも所有権を持っているわけで、補償を準備しておく必要があります。

 

さて、友人の話に戻します。

友人は、新居購入を機に、家電製品やソファなど、纏めて結構な金額の買い物をしました。新居は誰でも嬉しいもの、奥さんの希望で、ビルトインのIHコンロも備わっています。電気代節約のために太陽光発電システムも備えています。

彼は、火災保険の契約にあたり、建物に加え、家財も1,500万円ほどを検討していました。しかし、わたしは保険金額が高すぎるな・・・と思い、彼に尋ねました。聞けば、彼は、太陽光発電システムやビルトインのIHコンロ、エアコンなども”家財”と考えて保険金額を検討していたそうです。

しかし、IHコンロの名に代表的であるとおり、建物と一体不可分となっているモノは、建物の範疇に入ります。典型的な例では、エアコンが分かりやすいでしょう。

戸建て購入後にエアコンを設置したとします。このエアコンは、火災保険の中では家財ではなく建物の範疇です。したがって、(そんなことはまず無いハズですが)建物の保険に加入していない場合、事故が発生しても補償されません。

では、常にエアコンが建物の範疇かと言えば、そうでもありません。(最近はほとんど無いと思いますが)賃貸マンションにエアコンが設置されていないため、入居後に自費でエアコンを購入し、業者に設置してもらったとします。このエアコンは、家財の範疇で補償されることになります。

つまり、建物の所有者=エアコンの所有者であれば、エアコンは建物の範疇に。建物の所有者≠エアコンの所有者であれば、エアコンは家財の範疇になるのです。

 

このように、同じエアコンであっても、火災保険のどの部分で補償されるかが異なってきます。そういった点も含め、代理店さんによく相談し、保険金額を設定する必要があるのです。意外な盲点かと思い、ここでご紹介しました。