MASA日記

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乗り物 第50回~2017年の自動車業界~

12月26日 火曜日 乗り物第50回

 

こんばんは。

今年最後の火曜日テーマ「乗り物」は、キリよく第50回の節目と重なりました。今年の日本の自動車業界を振り返ってみます。

 

■ 不正発覚でイメージダウン

日産自動車の工場で行われていた無資格者による検査問題は、業界のコンプライアンス意識の低さを露呈しました。かつて、三菱自動車による燃費不正など、メーカーの信頼を大きく失墜させる状況を見ていながら、かくも平然と不正がなされていたことに驚きました。その後、スバルも日産同様の不正があったことを公表しています。

技術面・販売面で上昇気流に乗っていたスバルだけに、大きな痛手でした。

ネット等見ていても、公表されていない他メーカーについても同様なことがなされているのではないか、と疑う向きも少なくありません。信頼無くして発展無し、こうした問題をいかに自浄作用で解決するか、そして監督官庁がいかに有効的に監視するか、根深い問題だと思いますが、問題が鎮火するにはまだ時間を要することでしょう。

 

■ 燃費に飽きたら安全

バブル崩壊後は、ABSやエアバックといった安全性能、クリーンエンジンなどの環境性能、そしてプリウスに端を発する燃費性能、とトレンドが続いてきました。

そしてスバルのアイサイトあたりから、衝突安全や運転アシストといった安全性能にトレンドがシフトしてきています。燃費競争も、一定程度まで行き尽くした感があり、2017年は安全性能を謳い文句にしたクルマを多く見ました。

特に、高齢者による痛ましい事故が後を絶たない中、こうした技術面での事故回避は是非推進して欲しいところです。社会の遷移に沿って、クルマに求められるものも変化することは当然でしょう。とにかく事故回避の装置は、もっと普及して欲しいです。

自動運転技術は、もう少し時間が掛かりそうですね。

 

■ カー・オブ・ザ・イヤー

日本には、2つの「カー・オブ・ザ・イヤーがあります。1つは1980年からの歴史を持つCOTY、もう1つは1992年に始まったRJCです。

一般的に、前者は走りに重点を置く傾向、後者は技術性能面に重点を置く傾向があると言われます。その2つのカー・オブ・ザ・イヤーが発表されました。

国産車輸入車の垣根を持たないCOTYはボルボXC60を、国産車輸入車を区分するRJCの輸入車部門ではボルボV90を、それぞれ選出しました。

別ベクトルでの評価と言われる2団体、後者は国産部門でスズキ・スイフトを選出していますが、輸入車におけるボルボの評価が高まっていると言えるでしょう。

かつて、輸入車と言えば、やはりドイツ御三家、とりわけメルセデスベンツBMWが両雄として並ぶ図式が長く続き、そこにアウディが追っていたものでした。

加えて、ゴルフやビートル、ポロといった比較的廉価ながらもしっかりした造りのフォルクスワーゲンも、安定した人気を誇ってきました。いずれも工業国ドイツへの信頼性と、やはり長年の伝統が評価されてきたからでしょう。

しかし、最近ではやたらとボルボを見掛けます。たしかに昔から、一定のファンを持っていましたが、間違いなくここ数年でボルボを見る割合が高まっているのです。かねてより安全性という面では世界をリードしてきた同社ですが、今なおその面での技術力は頭一つ抜けていると言われます。先に書いたように、日本では安全技術への期待が日増しに高まる中で、ボルボが長年かけて築き上げたイメージがマッチしたのでしょう。

加えて、ディーゼルエンジンのラインナップ等、時代にも則しています。

また、国産車のギスギスしたデザインと異なり、機能美と風格を併せ持つ輸入車のデザインが、国産車デザインに食傷気味な人に受け入れられやすかったこともあると思います。それでいて、国産車と比較しても値ごろ感のある価格設定ですから、わたしはボルボが売れたことは必然だったと思っています。

ちなみにわたしはV40が好きです。すごくオーソドックスですが。

 

■ 国産車はどこへ?

2018年の国産車はどこに向かうのでしょうか。

世界のトレンドとも言える電気動力車の拡大、国内市場の先細りに伴う車種整理、いまだ収まらない痛ましい事故を防止するための安全装備の更なる拡大、こうした2017年からの流れは、今しばらく続くのではないでしょうか。

クルマというものを趣味性で捉えるとき、この流れは正直つまらないものですが、工業製品・先端技術として見た場合は、進化を感じられるかもしれません。

先のモーターショーで登場したニューモデルもデビューを控えていますが、強いて言えばクラウン程度で、他に登場が待ち遠しいモデルはあまり無いです。そもそも新型車の数自体が少ないですね。これではさらに盛り上がりに欠けることでしょう。

 

■ わたしが欲しいクルマ5車種

「何でも買っていいよ」と言われて、かつ現行車種で選ぶとすればこの5車種です。

ハイエーストヨタ  キャンピングカーに改造して旅に出たい

ロードスターマツダ オープンカー、趣味の世界を味わえ、デザインも好き

ボルボV40(ボルボ  現行のデザインと、他をリードする安全性が魅力

ジャガーXE(ジャガー 純粋にデザインが好き。ディーゼルも試したい

デミオマツダ    日常の街乗りには必要十分で、個性もある。燃費もいい

 

■ ジャパンタクシーを見るようになった

トヨタが開発した、まるで英国ロンドンタクシーのようなシルエットの「ジャパンタクシー」。気づけば首都圏では結構見るようになりました。

開口部も広く、高さもあるので、乗降性や居住空間という点では良いと思います。今後、海外からの観光客も利用するでしょうから、なおさら居住空間は大切です。

フロントデザインは、それなりに威厳ぽいものを表現しようとしているのですが、なにせCピラー以降のデザインが野暮ったいですね。特にリアハッチとリアランプは、どうにかできなかったの・・・と思ってしまいます。コンパクトカーの部品を張り付けたようなチグハグなデザインに見えるのは、わたしだけでしょうか。

 

とまぁ、あまり明るいコト書けなかった2017年の自動車業界でした。来年はどんな一年になるのでしょうか。