MASA日記

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【特集】年間アクセスアワード2017 第4位

12月12日 火曜日 【特集】

こんばんは。年末【特集】「年間アクセスアワード2017」を発表します。

2017年に投稿した記事のうち、最もアクセス数が多かった上位4記事をご紹介する「年間アクセスアワード2017」、栄えある第4位を発表します。

 

第4位 「【特集】中日ドラゴンズ低迷を憂う」(2017年9月18日投稿)

 

不定期で組まれる【特集】記事からのランクインです。基本は曜日テーマに沿って投稿していますが、【特集】は新鮮味があるのでしょうか。ランク外にも、「80年代少年」特集などがランクインしています。

 

■ 記事の概要

2017年のペナントレース、我が中日ドラゴンズセントラル・リーグ第5位、そして球団史上初の5年連続Bクラスと、まさに低迷期に入っている状況だと言えます。

あくまで他球団との相対評価で順位が決まるわけですから、その結果は仕方ないと思っているのですが、パシフィック・リーグ各球団や、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズなどが、球団と選手、それにファンも一体となって盛り上がっている中、中日ドラゴンズがファン置き去りな印象であることを憂いています。

その最大の原因は、権力闘争だと思っています。生え抜き監督として人気を博した星野仙一元監督が退任して以降、山田久志元監督、落合博満元監督と続くのですが、山田氏は中日でのプレー経験無し、落合氏は現役時代にプレーしたものの生え抜きでは無いため、いずれも”外様”扱いです。しかし、山田政権2年ではいずれもAクラス、落合政権では8年すべてがAクラス(リーグ優勝4回、クライマックスからの日本一1回)と輝かしい実績を残しました。しかし、この10年という外様政権の長さに対し、冷や飯を食わされる形のOBたちの不満が募りました。結果、ファンサービス、マスコミサービスが足りないという”不人気監督”である落合氏を退任させ、後任にOB会重鎮である高木守道氏の再登板が決まるわけです。しかし、高木政権では首脳陣の不和が取り沙汰され、2年目は順位も低迷したことから、オーナー肝入りの落合氏の助言を得る形で、落合GM-谷繫元信監督体制が構築されるに至ります。しかし、谷繫政権ではGMと監督の関係に亀裂が生じ、成績低迷も相俟って、監督の途中解任とGMの任期満了に伴う退団となるわけです。その後を継いだのが、現森繫和監督です。こうして、オーナー-落合-森(現監督)というラインと、一部球団職員-OB会というラインの綱引きで人事闘争ばかりが記事として取り上げられ、肝心な戦力整備は後回し、ファンは置いてけぼりな印象を拭えず球場から足が遠のく始末、この現状を憂いた記事でした。

 

■ 2018年に期待

わたしは、森現監督は落合政権8年を支えた腹心であり、やはり完全な”外様”でもあるため、正直なところ、この権力争いの火種はくすぶったままだろうと予測していました。

しかし、2017年を見て、良い方向で期待を裏切られた気がしています。故人である根本睦夫氏の薫陶を受けた「球界の寝業師」という異名を持つ森監督は、チーム力改善に必要なコーチ陣を広く球界から集結させました。と同時に、2018年は、引退した森野将彦、現役続行の岩瀬仁紀荒木雅博という中日ドラゴンズ生え抜きで、かつ黄金時代を戦った3人を(兼任含む)コーチとして入閣させ、将来の首脳陣育成の布石を打ちました。2017年、どこかの媒体に対し、「中日のOBが監督をするのが一番良いんだ」という趣旨の発言をされていたそうですが、まさにその言葉を体現したわけです。森監督の人物評を信じるならば、おそらくは球団、そしてOB会とも十分なる根回しをした上で、数年間で元の軌道に戻すことを目標としていることでしょう。

このままいけば、谷沢あたりの世代から山本昌・山崎武・立浪といった世代まで、実に幅広いレンジのOBたちが中日首脳陣となることなく、一気に森野・荒木世代まで飛ぶ可能性もありますが、これも様々な流れの中でやむを得ないのかもしれませんね。

加えて、森監督の選手起用にも好感を持っています。記録が掛かった岩瀬仁紀荒木雅博には、個人の記録達成をしっかりアシストする寛大さを見せます。一方で、京田陽太選手のように、将来を担うであろう若手をほぼフルシーズンで我慢強く使うなど、大胆さや若返りにも尽力しました。こうした随所に見せるバランス感覚の良さは、ここ数年の中日ドラゴンズ監督の中では、同じ低迷期にあってもピカイチだと思います。

今年ホームランキングを獲得したゲレーロが金銭闘争の姿勢を見せればスパッと見切りをつけるなど、その判断力の高さも高いです。他球団がゲレーロに関心を寄せているようですが、下位に低迷する中日ドラゴンズがあっさり切ったホームランキングを採るにあたり、”何かデメリットがあるんじゃないか”と疑心暗鬼にならざるを得ないでしょうね。あの強面な見た目に似合わず(失礼)、明晰な頭脳がフル回転し、やり繰り上手で家族を上手く纏める母親のような繊細さも持ち合わせた森監督の2018年に期待です!

 

■ 京田の新人王、FAで大野捕手獲得

とかく脳内で”来年こそは!”と淡い期待を抱くのは、ファン心理としてやむなしでしょう。

まずは2017年、球団としては川上憲伸氏以来の新人王を獲得した京田選手には、否応なく期待してしまいます。5位という下位球団、雰囲気も明るいとは言えない球団にあって、走攻守で元気ハツラツなプレーを見せて沸かせてくれました。落合氏が唱えていた「勝つことが最大のファンサービス」は間違いではないと思っていて、やはり勝ち試合、それもプロ選手の全身全霊のプレーを見ることが、球場に足を運ぶ最大の魅力だと思うので、カメラに向かってのパフォーマンス等ではないチーム活性化の旗印になって欲しいと願っています。

2018年の大きな話題の一つは、準地元である岐阜出身の大野奨太捕手を、北海道日本ハムファイターズからFAで取得したことでしょう。2017年は、主に松井雅人捕手を中心に据えましたが、レギュラー固定には至りませんでした。昨年、成長の兆しが見えた桂・杉山といった若手捕手も伸び悩み、西武から加入した武山捕手も安定しないという苦境、やはり扇の要たる捕手の固定は喫緊かつ重要な課題です。

たしかに手術明けで、年齢的にも峠を越えつつあるかもしれませんが、強い日本ハムファイターズでマスクをかぶってきた彼の加入は、チームに大きな刺激となるでしょう。それは、他の捕手に対してのみならず、今年成長した小笠原慎之介投手、柳裕也投手、鈴木翔太投手、笠原祥太郎投手などの底上げにもなるでしょう。

 

■ 一方で不満も

投手で言えば、エースがいないことが不満です。よく「エース大野」と大野雄大投手を表現しますが、過去5年間で勝ち越したのは2年のみ、5年間トータルでは勝ち数より負け数が上回っています。つまり貯金が作れない投手です。これがエースと言われるようでは、いかに中日先発陣が貧弱かを物語っています。

野手では、伸び悩みが指摘される堂上直倫、高橋周平の両内野手が不満の筆頭です。素質は高いはずなのに、それを発揮できないのは関わったコーチ陣の指導力・育成力の無さが最大の原因でしょう。特に堂上直倫選手は打撃が売りだったはずですが、いつの間にか守備の人になっています。今年覚醒した感のある福田永将選手にも言えることですが、打撃フォームの不自然さが気になります。腰を落としてオープンスタンスに構え、バットをやたら動かす仕草は好きになれません(福田選手は好きなのですが、打撃フォームはイマイチ)。過去の大打者たちは、もっと自然体でゆったりと構えていました。中日の野手があの手の不自然なフォームに拘ることに違和感を覚えるのはわたしだけでしょうか。

 

■ オールドラゴンズで目指せAクラス!

わたしは2018年、優勝は期待していません。広島東洋カープの充実した戦力、底力をつけてきた横浜DeNAベイスターズに対し、わが中日ドラゴンズが戦力的に見劣りすることは否定できないからです。

それでも良いんです。近い将来への期待を抱かせてくれさえすれば。大島洋平選手あたりを筆頭に、まだまだ伸びしろのある若手や新加入選手が、とにかくガムシャラに勝つことに拘った全身全霊のプレーを見せてくれれば、きっとファンの心も刺激されますし、選手とファンが一体になって楽しめると思います。

そうした相乗効果は、戦力の総和以上のプラスαを生み出す大きな力になるはずです。不気味で熱い中日ドラゴンズが見たい、そう願うわたしは2018年シーズン、Aクラス入りを期待して、応援します

 

来年のこの時期は、”憂い”ではない記事を書いていたいですね。明日は「年間アクセスアワード2017」第3位の記事を発表します。よろしければ明日もお付き合いください