MASA日記

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乗り物 第43回~トヨタクラウンBest5~

11月7日 乗り物第43回

 

こんばんは。

11月5日(日)をもって、東京ビッグサイトで開催されていました「東京モーターショー2017」が閉幕しました。そう感じた理由は3つあり、①海外メーカーの出展が少ない、②日産やスバルで無資格検査が発覚して水を差した、③市販車含め買いたいクルマが少ない。結果、いま一つな印象に終わったモーターショーでした。

 

そんな中で気になったのは、やはりトヨタです。2017年10月12日、日本経済新聞トヨタ、国内販売車種を半減へ 20年代半ばめど」という記事が掲載されました。概略は、75%の車種を併売とすること(つまりチャネル毎の差異を無くす)、セダン車種の統合整理をすること(つまり売れないセダンは消滅する)が柱です。そんな中、とある筋から「クラウンという名前も次期型が最後かもしれない」という話を聞きました。クラウンと言えば60年以上の歴史を誇る国産セダンの雄ですから、そう簡単に消えゆくとは思えませんが、その命運を握るかもしれない次期型には注目していました。

 

わたしの結論としては、次期型クラウンの評価は70点です。技術面は代を重ねれば進化しますし、インテリアの作りについても一日の長があるトヨタですから不満無しです。では-30点は何か、と聞かれれば、コンセプトの違和感と、それを反映した外観です。

 

「ビューーンなのにシーーン」でお馴染みなのはプリウスPHVのCMですね。豊田章男社長就任後、特にこの「ビューーン」には拘っている印象を受けます。社長自身も”MORIZO”という名でレーシングカーを操るほどのクルマ好きですから、「クルマファンを増やしたい」という意気込みは伝わってきます。

ただ、わたしは(特に若い世代に)クルマ好きが増えて欲しいですが、イコール「走りの良いクルマ」「いかついデザインのクルマ」ではないと考えています。

クルマは普段使い(の道具)で良いと考える層も少なくないですし、高齢者ドライバーには「ビューーン」なクルマは事故の元でしょう。トヨタ高級ミニバン軍団では、勘違いしたような煽りや傲慢な運転をする方も残念ながら見掛けます。

それぞれの使い方に適し、それぞれの層に向けたクルマこそ必要だと思うのです。

 

そういう視点でクラウンというクルマを考えると、「いつかはクラウン」というかつてのキャッチフレーズこそ、クラウンの存在意義ではないでしょうか。既に亡くなった有名な自動車評論家が、よく人生最後のクルマは「クラウンがいい」と語っていました。面白みは無くても深みがある、人生の集大成として過不足ない日本のクルマなのです。肉が無ければご飯じゃない!と肉食を好んだわたしも、たまには御新香とお茶漬けがいいな・・・と感じる年齢になりました。毎日ステーキ・とんかつ・焼肉・・・ばかり並べられると食傷気味になりそうです。クルマにもお茶漬けが欲しいのです。

今度のクラウン、技術の進化は当然として、その”アグレッシブな”デザインに注目が集まっています。特にCピラーからリアエンドにかけての処理は、チャレンジングです。しかしコンセプトカーを見た限り、やはりその部分と、付け足したようなフロントグリルが、年を取ったオヤジの無理な若作りのようでしっくり来ません。その外観が、わたしが先に書いたクラウンの存在意義、コンセプトとのズレによるものではないか、と。

今後、日本は少子高齢化が進み、オヤジドライバーも増える中、お茶漬けを欲するタイプのオヤジにも「ビューーン」以外の選択肢を残して欲しいですし、クラウンはそういったユーザーや、加えて法人ユースもある中、やはりCピラーの重みは意識するべきクルマなのかなとわたしは思っています。まぁ、悪口ばかり書いても仕方ないので、わたしが思う歴代クラウンBest5(マジェスタ含む)を挙げてみたいと思います。

 

 

第5位 15代目(2018年~)予定

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コンセプトカー段階ですが、ほぼこのまま出てくるというのが大方の意見です。法人や、無条件で代替していたユーザーが受け入れるか気になります。期待も大きい分、不安もあります。やはりサイド~リアのデザインがわたしのマイナス要素です。

 

第4位 マジェスタ初代(1991年~1995年)

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贅肉がつき過ぎた頃です。シーマ対抗車種として投入されました。ロイヤルシリーズは酷評されましたが、マジェスタは(特にリアは)重厚感があって悪くないと思います。走りを求めるオヤジ用にアリストと二本立てにしたのも正解でしょう。

 

第3位 12代目(2003年~2008年)

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上手にモデルチェンジしましたね。クラウンとしての落ち着きと、筋肉質なイメージを両立させたクルマだったと思います。基本から見直し、かつてのオヤジグルマ脱却を図った中で、幅広く支持をされたのも頷けます。

 

第2位 マジェスタ3代目(1999年~2004年)

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最近のマジェスタはクラウン上位版としての位置づけが明確ではありませんが、このマジェスタははっきりと高級車であることを示しています。奇をてらわないデザインですが、高級車の王道で安心感があります。

 

第1位 8代目(1987年~1991年)

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申し訳ないですが、わたしの中で8代目に勝るクラウンはいまだにありません。作り込みがとても丁寧で、静粛性、乗り心地(今考えると足回りが少し柔らかすぎるかもしれませんが)、そして時間的な耐久性があるデザイン、いずれも非の打ちどころありません。クラウン史上最高の売れ行きを誇った事実が、その良さを証明しています。

 

やはりクラウンは、「いつかはクラウン」という人生後半に乗りたいクルマであって欲しいと願います。新しいクラウンがどうなるか、成り行きに注目しています。