MASA日記

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【特集】時事ニュースに想う③

11月1日 水曜日 【特集】

 

こんばんは。

「時事ニュースに想う」第3回目は、少年法の意義について考えたいと思います。

 

■ 少年法とは

現行の法律では20歳未満を「少年」としています。成人は、行為に応じた罰を受けるのに対し、発達途上にあり、立ち直る可能性が大きいので、少年には二度と過ちを犯さないよう保護・教育すべきという思想の下、更生に主眼を置いたのが「少年法」です。

しかし、「少年」であれば罰せられないわけでもありません。14歳以上で禁固以上の罪について「刑事処分が相当」と家庭裁判所が判断すれば、年齢により減刑はありますが、刑事責任を問われることになります。

とは言え、成人に比べ減刑もあり、実名報道もされない等、法の趣旨に則った一定の制限があることは事実です。

 

■ 行為は立派な犯罪

深夜に通り掛かった車を取り囲んで運転者を引きずり出し、暴行を加え上で金銭を奪ったとして、少年グループが逮捕された事件がありました。

イジメとは名ばかりの犯罪行為もあります。無理やり刺青を入れたり、寒い冬に全裸にして泳がせるなど、ヤクザ顔負けの行為を平気でする事件も報道されました。

また、人や生き物が苦しむところ、死ぬ瞬間が見たいといった、到底受け入れ難い一種の偏った嗜好により犯罪に至るケースも見受けられます。

これらに限らず、行った主体が少年だっただけで、行為自体は立派な犯罪であり、成人ならば相当な刑が科されるべき犯罪行為が多く見られます。

 

■ 少年法を逆手に取る

福岡県の某高校で、授業中に生徒が教師に暴行を加え、それを生徒らが面白がっている動画がネット上に拡散され、多くの批判が巻き起こりました。

たとえ指導の名目であっても、教師が生徒に手を上げれば、暴力だ体罰だと騒がれますが(勿論、度を過ぎた体罰もたくさんあるので余計に複雑化するのですが)、生徒は”教師は手出しできないだろう””何かあっても少年法があるし”という、弱みに付け込んだ、まるで少年法を逆手に取るような言動をするあたり、悪質ですね。

この高校の暴行事例では、”運よく”生徒が動画撮影して拡散してくれたおかげで、その愚行が世に広まり、この生徒は自主退学したようですが、周囲で囃し立てていた生徒らも同レベルですし、なんとも言いようが無いです。

ちなみに退学した生徒は精神的に厳しく登校できない状況になった、と話していたそうですが、ここまでのことをしておきながらよく被害者面できるものだと呆れます。

 

■ 性善説に立つのは限界?

とかくこの手の話をすると、えん罪を撲滅すべき、疑わしきは罰せず、そして少年は更生させるべき、と言った刑法上の精神を唱える方が少なくありません。

たしかにえん罪は絶対的に良くないですし、法で裁く過程も可視化すべきだとは思います。しかし、少年法についてはそろそろ性善説に立って更生を期待することに、限界が来ている気がするのです。いくら性善説で接しても、少年が性悪な気持ちで臨む限り、凶悪な事件は後を絶たないでしょう。

やはり行為には相応の報いがあって然るべき、ということを、身をもって知らしめる必要もあるのではないでしょうか。

法律を時代に則してコロコロと変えることが良くないのは理解しています。しかし、個人的には18歳を成人年齢とし、刑事上も同等に扱う、それ未満についても減刑は適用しないなど、厳罰化の方向にせざるを得ないと思うのです。

 

結局は家庭、地域、学校が連携し、一つ一つの子どもの命に、丁寧に向き合っていくことが、小さな非行さえも生まない近道かと思います。