MASA日記

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マニアな小ネタの世界 第27回~「日本の歌百選」~

10月6日 金曜日 マニアな小ネタの世界第27回

 

こんばんは。

 

先日のこと。親戚の高校生が古文のテストで間違えた部分をわたしに見せてきました「こそ~(已然形)」が正解のところを、「こそ~(終止形)」で間違えた彼女に、わたしは説明するために思いついたのが「仰げば尊し」の歌詞でした。

 

「今別れ」が、「こそ」に呼応する形で「今こそ別れ」になる、なんと分かりやすい例えだろうと我ながら納得していたのですが、彼女曰く「そんなの卒業式で歌わないよ?」とのこと。ジェネレーションギャップを痛感します。

それならば、と繰り出したのが「われは海の子」。「煙たなびくとまやこそ 我が懐かしき住家なれ」は、「こそ」が無ければ「住家なり」だという例えで話しました。

しかしまた彼女に「知らない」と言われ、なかなかの強敵に苦戦するオジサン。

 

その後なんとか古文の説明はできたのですが、今日のテーマは古文ではなく、わたしが例えに出した懐かしき童謡にあります。今の子に馴染みのないこの二曲、いずれもかつては小学校で習った童謡ですが、2007年に選出された「日本の歌百選」に入っています。しかも、「仰げば尊し」が1番目、「われは海の子」は101番目の曲です(百選で101曲ある理由が分かりませんが)。

 

この「われは海の子」という歌が懐かしく調べてみると、実はこの歌は7番まであったんですね。それが1947年以降は3番までとされています。その理由は歌詞にあります。

 

六、浪にたゞよふ氷山も 來らば來れ恐れんや。

  海まき上ぐるたつまきも 起らば起れ驚かじ。

七、いで大船を乘出して 我は拾はん海の富。

  いで軍艦に乘組みて 我は護らん海の國。

 

これに近いことを某近隣諸国が言っている気がしますが、かつて戦前の日本もそれに近いものがあったのだな、と感じます。1947年に四番以降を伏せさせたのがGHQだったことからも、この歌詞の意味するところは理解できますね。

これを尋常小学校で教えていたわけですから、ある意味の”刷り込み”です。

 

長く文部科学省唱歌や、国民的な歌謡曲として親しまれてきた「日本の歌百選」の歌の数々にも、こうした歴史秘話のようなものが隠されているのですね。そんなことで「日本の歌百選」に少し興味を持ったので、ご紹介しました。