MASA日記

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働き方 第21回~運送業界に救いの手を!~

9月6日 水曜日 働き方第21回

 

こんばんは。

今夜は働き方の第21回、「運送業界」の話です。

8月30日、大阪府警などで”仮眠駐車”をしているトラックに対し、一斉取り締まりをした、というニュースが流れました。わたしは関西圏には住んでいませんが、うちの近くでも朝早くから路上に駐車しているトラックが何台かいます。

 

【住民として思うこと】

■路上駐車は、走行する上で迷惑だ

■場合により、交差点の際等に停めていて見通しが悪く、事故を誘発しかねない

■エアコン等をかけるためにエンジンが掛かっており、騒音や排ガスの点で問題

 

とまぁ、当然ながら、問題点がいくつもあるわけで、こうした声に加えて交通違反でもあるからこそ、今回の取り締まりになったのだと思います

 

本題なのですが、この記事でわたしが書きたいのは、実は住民としての不満ではありません。問題の根本的な対策をしなければ、ドライバーさんが気の毒だと思うのです。

トラックの運転手さんたちは、長距離、昼夜問わず、過酷な条件下で日本の物流を支えてくれています。”早く””時間通りに”という市場要請と、事故を未然に防ぐという自己防衛策の結果として、思い切り走ったところでの”仮眠駐車”が生まれているのだと思います。「あかんやろ」と言うのは簡単ですし、交通違反も事実ですが、そうした実態に即して、トラックステーションのような仮眠用の簡易パーキングを整備すべきではないでしょうか。散々コキ使っておきながら、根本的な部分にメスを入れずに、「違反やろ」では、あまりにも優しくない気がするのです。

過去に、佐川急便で身代わり出頭が問題になったこともありました。ただでさえ人材不足に悩む中、助手席に一人乗っていなければならないというルールにも同様の感想を持ちます。交通の妨げにならない前提であれば、「配達中」「ドライバーの携帯電話番号」を示すカードを運転席に置いて、5分程度の路駐を認めても良いと思うのです。

 

何事も法に則り、は大切ですが、違反や問題が多く起きるには、それなりの根本的な問題があるからであり、その歪みが問題となって現れているのではないでしょうか。

”仮眠路駐”がダメならば、それこそ運転手さんたちは”ピッタリ”に着くように、”遅延”リスクと背中合わせで神経をすり減らすことになるでしょう。

 

わたしは物流業界には無関係な人間ですが、問題山積となった今、業界全体に国も関わりながら、今までとは違う物流の在り方、改善策を練る時期が来たと思っています。

たとえば、大動脈の移動は鉄道貨物や航空貨物に依存し、各エリアの物流ステーションに配送します。そこからさらに小さな集配所に届けるのは、大手各社が始めたようなトラックによる共同輸送、さらに枝葉の配送はバンや人力による配送。山間部等へは、一部で始まったような路線バスの貨物輸送もアリでしょう。

そして、”即日””翌日”といった、物流に負荷を掛けるユーザーは割増価格で、”3日後配達”など余裕を持ったユーザーには割引特典を加えるなど、物流が抱えるリスクを社会全体で分担していくような方法もあって良いと思います。

 

いずれにせよ、一斉取り締まりのニュースを読んで、運転手の皆さんが気の毒に思いました。くれぐれも事故や違反が無いよう、気を付けて頑張ってください。