MASA日記

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保険 第22回~いつの間にか骨折~

8月16日 水曜日 保険第22回

 

こんばんは。

 

最近テレビで、桃井かおりさん出演のCMで「いつの間にか骨折」という言葉を聞くようになりました。耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか?

当然、そのような病名があるわけではなく、あまり激しい痛みも無く、知らないうちに骨折していたということが多いため、分かりやすくそう呼んでいるのです。分類すれば、「圧迫骨折」と言われるものに該当すると思います。

 

◆「圧迫骨折」の原因は?

多くの場合、加齢に伴う骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が原因と言われています。

骨粗鬆症とは、ざっくり言えば、骨が脆くなり骨折しやすくなる疾患です。骨粗鬆症になると骨量が減少し、スカスカな状態の骨になってしまいます。わたしは数年前に健康診断のオプションで検査してもらいましたが、同年代比120%ほどの骨密度でした。

 

骨粗鬆症が起きる原因は?

医師では無いので詳しくありませんが、多くの場合、高齢者に見られる老人性骨粗鬆症と、閉経後の女性に見られる閉経後骨粗鬆症だと言われています。

また、代謝性疾患や内分泌疾患など、その他原因によるものも一部見られます。

 

◆「圧迫骨折」は気づきにくい

先日、わたしの知人が転倒して骨折しましたが、その瞬間に「折れた!」と思ったそうです。それだけ痛みや違和感をはっきり認識できたわけです。

それに比べて、「圧迫骨折」は「いつの間にか骨折」などと命名されるように、気づきにくいことが多いようです。例えば、何気なくくしゃみをした瞬間に少しだけ痛みを感じる、何か重いものを持ち上げた瞬間に少しだけ痛みを感じる・・・でも、「折れた!」というほどの痛みや違和感は無い、そういった症状で念のために受診してみると、画像診断で発見されるというケースが少なくないようです。

よく背中が丸く曲がっているご老人を見ますが、圧迫骨折が連鎖的に発生している可能性があります。身長が低くなった、猫背になった、と自覚したら、一度診断をしてもらうと良いかもしれません。それは「圧迫骨折」のサインの可能性があります。

 

◆「圧迫骨折」すると骨はどうなっている?

7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎が重なって脊椎を形成しています。

この椎体が、骨折により前方椎体高が後方椎体高に比べて著しく減り、周辺の骨も連鎖的に同様の症状が起きれば、前かがみになっていくことが想像できると思います。

 

◆「圧迫骨折」と傷害保険の関係

ここまで読んで、なぜ保険のテーマで「圧迫骨折」を扱うか疑問に思われた方もいるでしょう。実は、傷害保険で請求できるケースがあるためです。しかも、単なる入通院ではなく、後遺障害として請求できるケースがあるのです。

但し、大前提として傷害保険には3つの要件「急激性」「偶然性」「外来性」が求められます。例えば、加齢によるだけではダメで、何か外力が加わったことにより「圧迫骨折」したのであれば、後遺障害と認定される可能性がある、ということです。

ちなみに、その事故により生じたものか、それ以前から生じていたものかは、骨の輝度により分かると言われています。診断書を見ると、以前から生じていたものは「陳旧性圧迫骨折」などと記されているケースもあります。陳旧性は前々から「いつの間にか」あったものですから、保険請求しても認定されないでしょう。

逆に、事故による圧迫骨折と認められ、かつ後遺障害に該当する程度の圧迫骨折であった場合は、「脊柱の障害」として3段階に分類されます。死亡保険金額に後遺障害の認定割合を乗じるわけですから、相応の金額を受け取ることができる可能性があります。

 

テレビCMでは、「いつの間にか骨折」と表現していて、あまり重みが無いと感じられるかもしれませんが、傷害保険の観点では、知っておいて損は無いかもしれません。