MASA日記

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【特集】5000アクセス記念 登録車販売台数1987vs2017(上半期)

7月25日 火曜日 【特集】5000アクセス記念③乗り物

 

こんばんは。

5000アクセス記念特集、30年前と現代の比較、曜日テーマ「乗り物」の今夜は車です。

 

 
         1987年       2017年(上半期)
 順位     車種名  社名 販売台数(台)   車種名   社名    販売台数(台)
1位 カローラ トヨタ 235,737 プリウス トヨタ 91,246
2位 マークⅡ トヨタ 174,203 ノート 日産 84,211
3位 サニー 日産 171,353 CH-R トヨタ 79,303
4位 カリーナ トヨタ 157,107 アクア トヨタ 64,168
5位 クラウン トヨタ 134,646 フリード ホンダ 61,057
6位 ブルーバード 日産 126,074 セレナ 日産 54,344
7位 コロナ トヨタ 120,070 シエンタ トヨタ 54,005
8位 スプリンター トヨタ 105,436 ヴィッツ トヨタ 51,617
9位 シビック ホンダ 103,198 フィット ホンダ 46,171
10位 セドリック/グロリア 日産 99,895 ヴォクシー トヨタ 43,448

 

◆現在のトヨタ1強説はホント?

決算を行うたび、トヨタの利益が過去最高更新!といった話題が取り上げられ、登録車についてはトヨタ以外不振なイメージがあります(わたしだけか?)。

こうした状況から、”トヨタ1強”説がまことしやかに囁かれるのですが、ベスト10の販売台数を示す上表を見ていただきたい。

1987年   トヨタ6車種、日産3車種、ホンダ1車種

2017年上期 トヨタ6車種、日産2車種、ホンダ2車種

実はトヨタがベスト10に占める台数については、変わっていません。たしかにトヨタ含むトヨタグループが世界シェアを高めているのは事実ですし、企業努力によって過去最高益を度々更新しているのは事実でしょう。しかし、”トヨタ1強”説に拍車を掛けているのは、もっと他に原因があるように思えます。

それはライバル日産の弱体化じゃないか、と。かつてのトヨタにとって、永遠のライバルは日産でした。しかし、まずチャネル展開にしても、レクサスを除いてもトヨタトヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店と4チャネルを展開しているのに対し、日産は実質的に一本化されている現状があります。

車種バリエーションについても、トヨタは姉妹車もあるし、各ジャンルに幅広く展開している一方で、日産は利益重視の中で車種整理を進めて行ったため、車種バリエーションの多くを失ってしまいました。一時期はトヨタに次いだホンダも同じで、売れるジャンルに集中させる傾向が強く、売れないジャンルからは撤退していきました。

そんな他社を横目に、車種を維持し続けたトヨタが誇るバリエーションこそ、トヨタが強い!と思わせる所以なのかな、と感じています。

 

◆改めて1987年を振り返る

バブルを象徴する「シーマ現象」なる言葉が生まれたのが1988年、その後の高級車ブームに繋がっていくのですが、1987年はその前夜と言える年です。

ランキングを見てもその傾向が徐々に表れていますね。

1987年は、トヨタクラウン、日産セドリック・グロリアともにFMCの年に当たりましたが、その両者がベスト10にランクインしている。とりわけクラウンは、高級乗用車にも拘わらず、第5位に入っているところに凄さを感じます。2017年度ランキングが上半期の台数ですから、仮に単純に倍計算したとして、今のアクア以上にクラウンが売れていたことになるわけで、高級乗用車がどれだけ売れていたのか分かります。

同様に倍計算すると、アッパーミドルクラスと言われたマークⅡが、今のコンパクトカーで最も売れている日産ノートよりも売れているんです、信じられませんね。

クラウン、マークⅡ、そしてセドリック/グロリアと、高級乗用車がズラリと並ぶ1987年、好景気に沸いた時代をはっきりと反映していると思います。

 

◆ライバル対決が楽しかった1987年

そうした好景気ゆえのワクワクもありましたが、やはりトヨタvs日産の直接対決、そこに割り込むホンダ、マツダ、三菱と、各社が凌ぎを削っていたのも楽しかったです。

改めてランキングを見ていただくと、

 カローラ+スプリンター vs サニー : カローラ+スプリンターの勝ち

 コロナ+カリーナ vs ブルーバード : コロナ+カリーナの勝ち

 マークⅡ vs ローレル : マークⅡの勝ち

 クラウン vs セドリック・グロリア : クラウンの勝ち

と、まぁ、トヨタ軍団が全般的に日産を上回るわけですが、たとえばカローラの計算方法は、クーペのレビンやその他バリエーションをカローラとして計算しているので、実質的にはサニー善戦と言って良い状況にあります。

また、今もプレミオ/アリオンとして姉妹関係にあるコロナ/カリーナも、当時はコロナの方が上位で、カリーナと同じ車と捉えられない部分もありました。そうすると、ブルーバードの直接のライバルはコロナであり、この勝負はブルーバードの勝ちです。

こうして、ほぼ同年にFMCをし、抜きつ抜かれつを繰り広げるトヨタvs日産のライバル対決が、自動車界を盛り上げていたのは間違いないと思います。

日産がトヨタと真正面に組まなくなった現代、なんとなくトヨタが次々新車を出して、バリエーションも豊富で、シェアも1位なので、トヨタ1強の空気が蔓延してます。

ちなみに少し前に発売されたY31セドリック/グロリア、Y31シーマのすべてという雑誌は、当時を思い出させてくれる面白い本でした。

 

はたしてこれから30年後、そもそも今のようなカーライフは日本に維持されているのか、もっとパーソナルで、自転車と自動車の中間のような乗り物が溢れているのか、これからの車の在り方も興味を持って見て行きたいと思います。