MASA日記

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小さな旅 第15回~関西国際空港への航路~

7月13日 木曜日 小さな旅第15回

 

こんばんは。

先週7日(金)、関西国際空港と淡路島の洲本港を結ぶ定期航路が、実に10年ぶりに復活するというニュースを目にしました。今日はその関連を書いてみたいと思います。

 

淡路島は、兵庫県徳島県の間に位置する面積の広い島であり、大鳴門橋(1985年開通)、明石海峡大橋(1998年開通)までは陸路が無かったため、兵庫や徳島を中心とした各地への航路が多く存在していました。

しかし、これらの橋が開通すると、四国と京阪神の往来には、高速バスが活用されるようになり、たとえば現在、徳島県京阪神地域の間には1日100往復ほどの長距離路線バスが運行され、すっかり定着している状況です。

 

その路線バスは、たとえば三宮までだった行先が新神戸駅に至ったり、関西国際空港まで直接乗り入れたり、アミューズメントパークであるUSJまで運行したりと、利用客のニーズに応じた進化を続けています。

 

その結果、利用客が減少し、かつては存在した関西国際空港への航路も廃止となってしまっていたわけですが、このたび晴れて定期航路復活となりました。記事によれば、その目的は、東四国や淡路島の住民の利便性もさることながら、増加するインバウンドの取り込みを目論んでいる部分が大きくあるようです。四国はインバウンドの再訪率も高いと聞いたことがありますし、淡路島もまだまだ観光面でスポットを浴びていない部分も多くあるため、その需要に期待したいという気持ちはよく分かります。

 

また、地図を広げてみれば明らかですが、一旦、神戸側に渡って大阪を経由して関西国際空港に入るのは、明らかに遠回りであり、海上を南北に進むことで時間短縮になることは明らかです。その意味でも、今回の定期航路再開は一定の理解ができます。

 

ただ、わたしには不安もあります。

かつて関西国際空港と淡路島や徳島県を結んでいた航路が閉鎖された背景として、乗り心地の問題が少なからずあったと個人的には思っています。鳴門海峡には大きな渦潮が巻くことで有名ですが、あれは瀬戸内海と太平洋の水が激しくぶつかるためにできるものであり、紀伊水道は狭いこともあって潮の流れが激しいです。

その上下左右に揺れる船内の乗り心地は、乗り心地などと言えるような代物ではなく、荷物そっちのけでトイレやデッキで嘔吐している人がたくさんいたのを覚えています。

この点が改善されているならば、きっと関西国際空港と淡路島や東四国を結ぶルートは、再び陸路から航路に推移するのでしょうが、わたしと同じような記憶を持つ方ならば、たとえ時間が短縮されても、旅の前後に船酔いで苦しむことを思えば航路を選ばず、乗ってしまえば目的地に連れて行ってくれる陸路の方を選ぶことでしょう。

 

今回の定期航路は1日5往復とのことですが、果たして10年後、陸路と航路のいずれに軍配が上がっているのか、少し楽しみです。