MASA日記

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マニアな小ネタの世界 第16回~はがきの値上げに想う~

6月30日 金曜日 マニアな小ネタの世界第16回

 

こんばんは。

いよいよ今年も半分が終わってしまいました。なんだか時の流れの速さに圧倒されます。今夜は金曜日、マニアな小ネタの世界です。

 

この6月1日より、年賀はがきを除くはがきが、1通52円から62円に値上げされました。郵便事業全体を見たとき、年賀状以外の郵便事業が赤字であるため、郵便事業全体での赤字転落を未然に防ぐための措置なのだと言います。

日本の郵便事業は優れていますし、隅々までネットワークが張り巡らされ、その維持に一定の費用が掛かることはやむないと思います。個人的には、いっそのこと、年賀状も62円で統一した方が面倒じゃなくて良いのでは?とも思いますが、郵便なりの誠意を見せての年賀状据え置きといったところでしょうか。

 

さて、こうした苦境にあるはがき事業は、他でも無くメールやSNSの台頭によるところが大きく影響しています。特に若者のはがき離れが進んでいるのだとか。

インターネット搭載のパソコンが普及して20年余りになるので、今の若い人たち(どこまで指すかは微妙ですが)にとって、物心ついた頃から字を書くという習慣が薄れているのは事実だと思います。最近ではパワーポイントを使った授業や、タブレット端末を使った教材など、学校の教育現場でさえも、字を書くことが減っているようです。

それに加えて、会社でも時節柄の挨拶やお中元・お歳暮といった習慣を廃止するところが増えていますので、益々はがきのニーズは減っているのだと思います。そうなると、若い人がメールやSNSで済ませてしまうのも、それが普通と言われれば反論しようがないところで、はがきは今後も苦戦を強いられるのでしょうね。

 

しかし、そんな中ではがきが活きた出来事がありました。仕事上で知り合った方に、後日はがきで御礼状を差し上げたところ、「あなたは若い(その方よりであって、客観的には人生の折り返し地点です)のに非常に義理堅い。それに心がこもったお葉書を久々にいただいて感動した」とわざわざ御礼のお電話をいただき、商談が一気に進んだのでした。メールは、フォントこそ選べても、生の字では無いですし、SNS等で使われる顔文字のようなものは高齢な方に受け入れ難いところもあるでしょう。

それに比べて、直筆のはがきは、字の上手下手は別にして、書いている気持ちが伝わってくる、どこか温かさを感じられる良さがあると思います。

少し脱線しますが、ラジオ番組で人気の、タレント伊集院光さんが、かつてリスナーからの投稿について、はがきで貰えるととても嬉しいのだと言っていました。わざわざ直筆で書いて、(封書であれば)切手を貼って、ポストに投函するという作業をしてまで書いてくれる想いに感謝するからだ、と。

なんとなく分かります。それは回線料使い放題でメールやSNSでポンと送るのに比べ、わざわざはがきを買って、書き損じのリスクの中で直筆で書いて、投函するという無駄な時間と手間を掛ける中に、相手に対する想いが滲み出ている気がするのです。

 

わたしは直筆のはがきが大好きで、先日も暑中見舞いのはがきを買ってきました。時候の挨拶のお決まりの内容ですが、相手には季節感を感じて貰えればと思っています。もちろん、相手によって”返信しなきゃいけないの?”と負担に思う方はメールやSNSで返してくれても、無視してくれても構わないと思っています。

 

はがきが生き残る道は、意外なところにあるかもしれません。はがきが役に立った経験をしたので、少しご紹介してみました。