MASA日記

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乗り物 第25回~西武有楽町線の謎~

5月30日 火曜日 乗り物第25回

 

こんばんは。

久々の鉄道ネタです。ここ最近、クルマ関係のネタを書いていましたので、鉄道ネタは実に久しぶりな気がします。

 

仕事で東京メトロを使うことが増えているのですが、どうにも気になることがありました。西武有楽町線です。メトロの有楽町線副都心線を利用すると、「西武有楽町線直通○○行き」というアナウンスを耳にするのです。

たとえば、西武新宿線は、JR新宿駅と少し離れた場所に西武鉄道新宿駅がありますから、新宿線という名称に違和感は感じません。しかし、有楽町はJRとメトロの駅はあるものの、西武鉄道が線路や駅を持っている場所ではなく、違和感がありました。

 

既に他の方も書かれているのですが、わたしもようやく納得できました。

西武有楽町線は3駅の路線

まず、事実として押さえるべきは、西武有楽町線という路線の駅は、小竹向原新桜台、練馬というたった3つの駅を結ぶ路線ということです。

練馬以外は地下に潜るので、西武線としては異色の路線ですよね。

それにしても、有楽町を通らないのに、「西武有楽町線」という名前である疑問は依然として解決されないままです。そこで歴史が登場します。

 

◆都市計画8号線と都市計画13号線

京都市計画都市高速鉄道(以下「都市計画」)8号線とは、新木場から有楽町、市ヶ谷、飯田橋、池袋、小竹向原、練馬を経て保谷に至る路線とされ、同時に小竹向原から成増を経て志木に至る路線も同じ8号線とされました。この8号線は、現在で言うところの東京メトロ有楽町線を軸とする路線であることが分かります。

しかし、その後、都市計画13号線が、志木から和光市、成増、向原、池袋、目白東、諏訪町、西大久保を経由して新宿に至る路線とされたため、和光市小竹向原区間は8号線から分離されることとなります。ちなみに13号線は、現在で言うところの東京メトロ副都心線を軸とする路線ですね。

そこで、改めて新木場~保谷の建設分担がクローズアップされるのですが、一度は志木~小竹向原も8号線とされた名残を踏まえ、小竹向原以南を東京メトロ(当時は営団地下鉄)が、小竹向原以北を西武鉄道が建設することとなりました。

 

◆「西武有楽町線」誕生

既に小竹向原以南は、有楽町線として、一部を除き開通していました。一方の練馬~保谷は既に西武池袋線があったため、そこに乗り入れることとし、西武鉄道が練馬と小竹向原を結ぶ区間を新規に開通させました。こうして、東京メトロが建設した有楽町線と区分するため、西武有楽町線という名称が誕生したそうです。

13号線東武側からの計画であるため、西武副都心線という名称が無いのも、このためなのですね。有楽町を走っていないのに西武有楽町線という名称なのは、西武鉄道が建設した有楽町線だから、でした。スッキリしました。

 

◆それでも残る謎

西武有楽町線という名称の由来は納得しました。

でも、スッキリしない点がまだあります。駅ナンバリングは、通常、路線名のアルファベット1字または、会社名+路線名のアルファベット2字で表記されます。

西武有楽町線ならば、さしずめ「SY」とでも表記すれば良いものを、「SI」、つまりは西武池袋線の表記を利用し、新桜台がSI38、小竹向原がSI37とされています。

西武鉄道にとっては、あくまで西武池袋線の支線といった扱いなのでしょうか?

 

また、当初の名残からすれば、小竹向原~池袋を併用区間とするX字型で、東武鉄道副都心線西武鉄道有楽町線という結びつきが強そうに思えるのですが、現行の運行本数を見ていると、東武鉄道有楽町線西武鉄道副都心線が結びついているように見えます。成増~小竹向原が先行開業した影響なのでしょうか?

 

有楽町線副都心線って、なんだか不思議な路線です。それに関連する西武有楽町線も、まだまだわたしには謎多き路線なのです。