MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

保険 第16回~こんなときこそ見直してみよう~

5月3日 保険 第16回

 

いよいよ大型連休本番ですね、おはようございます!

大型連休となると、海外に向けて出発した人の数がどうだ、高速道路のラッシュがどうだ、新幹線の乗車率が何パーセントだと、とかく人の移動が伝えられます。

しかし、家に籠ってのんびりしてるという方、家を拠点に近場を日帰りでという方、意外と少なくないのではないでしょうか。

そんなときこそ、普段見ないものをチェックするチャンスでもあります。その一つが保険です。保険証券や、契約案内、よく届きますよね。でも、じっくり見ること、あまり無いという方が大多数だと思います。

 

わたしがいつも思うのは、まずは自分の保険の中身をしっかり理解することだと思います。保険が好きで色々な方と保険の話をしますが、理解していない方たくさんいらっしゃいます(かく言うわたしもプロから見れば間違っているかもしれませんが)。

たとえば損害保険。自動車保険、火災保険、傷害保険・・・とキチンと入っていることは良いのですが、それぞれに個人賠償責任保険を特約付帯しているケース。

たしかに、月額100円単位のお金なので、あまり気にせず勧められるままに”じゃあ付けておいてください”と言ってしまっている方、少なくありません。でも、何度もここで書いているとおり、損害保険は、あくまで発生した損害を穴埋めするのが目的ですから、何個加入しても、その損害を穴埋めすれば終わりなのです。その損害を埋めるために、加入したいくつもの保険が割合に応じて支払われるだけで、穴埋め以上に契約者が得をすることはありません(除く 傷害保険)。つまり、補償額が一番高いものに加入しておけば足りるわけで、月々僅かなお金でも年換算すればバカになりません。そのお金を別のところに回すべきでしょう。個人賠償責任保険で言えば、3メガ損保(東京海上日動三井住友海上損保ジャパン日本興亜)の自動車保険付帯が無制限で補償されますから、これさえあれば他の個人賠償責任保険は不要ですね。

 

生命保険もそうです。やたら医療保険ばかり加入している方、いるんです。医療保険ニーズは女性に高い傾向が見られますが、男性でも医療保険偏重型の方いらっしゃいます。おそらく、勧められるままに加入した際、少しでも安い保険をと思い、知らぬ間に医療保険を重ねてしまっているのでしょう。しかし、無意味とは言いませんが、あまり良い加入の仕方とは言えません。

なぜなら、高額療養費制度というものがあり、どれだけ医療費が掛かっても、収入に応じた月の医療費限度額があるわけです。

<高額療養費自己負担限度額>平成27年1月診療分から

 所得区分

 自己負担限度額

多数該当

①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)

 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%

 140,100円

②区分イ
(標準報酬月額53万~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)

 167,400円+(総医療費-558,000円)×1%

 93,000円

③区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)

80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

44,400円

④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)

 57,600円

 44,400円

⑤区分オ低所得者
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)

 35,400円

 24,600円

注)「区分ア」または「区分イ」に該当する場合、市区町村民税が非課税であっても、標準報酬月額での「区分ア」または「区分イ」の該当となります。

 

多くの方が区分ウ~オでしょうから、そうした状況下で日額2万円も3万円もの医療保険加入の必要があるかと言われれば、分かると思います。上表は一か月での限度額ですからね。医療保険はご自身の自己負担限度額を睨みつつ、先進医療費用特約を付帯すること、そして個室での治療を望む場合は差額ベッド代相当が賄える保険に加入すれば、それ以上に掛ける必要性はあまり感じません(病気になるかどうかも分からないわけですから、保険料>給付金となる可能性が十分にあります)。あとは生命保険料控除の点でメリットが得られる程度にしておけば良いでしょう。

 

このように、知らず知らずの間に、勧められるがまま入っていると、自分の保険がいったいどうなっているのか理解できなくなっているケース、少なくないはずです。

保険は”万が一”のときにしっかり機能し、必要な保障/補償が得られることが目的ですから、その機能と負担のバランスをチェックしておく必要があります。

大型連休、日数がたくさんあるけど、することないな・・・と思われている方。たまには保険証券と睨めっこも良いかもしれません。滅多にそんなチャンスありませんから。