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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

マニアな小ネタの世界 第6回~声優さんは凄い!~

4月7日 金曜日 マニアな小ネタの世界第6回

 

こんばんは。

風邪対策から花粉症対策へと、マスク生活が半年近くに及ぶわたしも、ふとマスクを外すと、すっかり春風に変わっていることに気づかされます。知らず知らずのうちに四季は巡っているのですね(当然ですが)。

 

さて、今夜取り上げるのは、声優さんの話題です。

人間が物事を認識するとき、一番大きなウエイトを占めるのが視覚、次が聴覚、そして(話す)内容であると言われています。テレビ番組の多くは、これらがすべて一致し、視聴者がそれを是とするか判断されます。一方、漫画では、聴覚という要素が排除され、そこに読者が脳内で音声をあてがいながら、人物像を作り上げます。

ではアニメはどうでしょうか。アニメは紙媒体の漫画をベースにテレビで放映するわけですから、漫画では必要なかった声・音が加えられます。しかし、その読者であった視聴者は、脳内で架空の声や音を加えながら読んでいるわけですから、アニメになった漫画は、選ばれた声優さんがマッチしているかどうか、その声優さんによる登場人物の解釈・表現が万人に受け入れられるか、という問題を抱えています。まさに、声優さんの腕が試されると言えるかもしれません。

 

たとえば、ドラえもんという長寿アニメがありますね?現在の声優陣は、2005年に一斉に交替しましたが、わたしにとってのドラえもんは大山のぶよさんであり、現在のドラえもんの声優陣には違和感を感じます。わたしの中で、子ども時代に見ていたドラえもんの声優陣がインプットされ、マッチしているところに、現在の声優陣の声がどうしてもミスマッチになるのです。これは現在の声優陣を否定しているわけではなく、わたしの中ではそうだ、というだけです。現に、今が2017年ですから、現在小中学生の子たちにとってのドラえもんは、現声優陣のものがマッチしていることでしょう。

 

同じく国民的アニメと言われるサザエさんはどうでしょうか?放送開始から48年、放送回数2400回、放送開始当初から日曜18:30枠不変という、恐るべき番組です。

サザエさんは、ドラえもんと異なり、少しずつ声優さんを変え、全体の中で馴染ませながら、気づけば違和感が無くなっている作戦(そんな作戦あるのか?)を取っています。車で言えば、ドラえもんがフルモデルチェンジを敢行したのに対し、サザエさんはイヤーモデルで凌いでいる感じでしょうか。

タイコさんの声や、裏のご老人たちは、”違う!””やっぱり違う!”と、”違和感”を覚えるのも一月くらい、気づけば”そう言えば前の声優さんの声、どんなだっけ?”となっています(わたしが忘れっぽいだけ?)。それでも、大所となれば話は別で、当初より波平さん役で頑固親父を築き上げた永井一郎さんが死去され、茶風林さんになったときは、永井一郎さんのイメージが大き過ぎてなかなか受け入れられませんでした。

舟さんの麻生美代子さんも同じで、舟さん(もっと言えば昭和の母親像の一つ)と言えば、麻生さんの声なわけで、現在の寺内よりえさんには申し訳ないですが、まだ馴染まないと言うか、既存の舟さん像に辿り着いていない気がするんです。

 

さて、そうなると残す大所は、主人公のサザエさん。勿論、既に70代後半を迎えられた加藤みどりさんの後釜をどうするのか、これは大きな問題でしょう。サザエさんのイメージは加藤さんで出来上がってますし、視聴者の中でも48年間も刷り込まれれば、さすがに自分の脳内と不一致だという人もほぼいないハズです。それだけに、声優さんが変わるとなれば、かなり大きな影響があると思います。

しかし、わたしは他にも興味を持って見ているのは、タラちゃんとイクラちゃん問題。この2人の声優さんも70代ですし、放送開始当初よりずっと変わっていません。

サザエさん同様、タラちゃんと言えば、誰がなんと言おうと、貴家堂子さんの独特な声以外ピンときません。昔、某菓子メーカーのCMで「アポロ マーブル チョコベビー」と宣伝していましたが、”タラちゃんの声”の人、という認識でした。それだけタラちゃんイメージが強烈なのです。

イクラちゃんだって負けていません。「ハイ」「チャーン」「バブー」を基本に、あとは若干表現を変えて感情を表したり、繰り返したりするだけという、簡単そうでとても難しいお仕事だと思います。イクラちゃんと言えば、誰もがあのわがままな子を想像し、「ハイ」「チャーン」「バブー」を思い浮かべるでしょう。そんなイクラちゃんの声優さんがもし変わったとしたら・・・。想像したくないです。

 

隣人の伊佐坂先生のように、家族揃って引っ越してくることで、前の隣人である浜さん一家からガラリと変えてしまう手はアリでしょうが、さすがにサザエさんの子であるタラちゃんを作品から消してしまうことはできません。

イクラちゃんも登場頻度が高いので、強いて言えば数週間、他の登場人物による話を使ってイクラちゃんイメージを薄め、いつものように”なんとなく”刷り込む作戦を取るかもしれませんが、それでもイクラちゃんのキャラは強烈なので、そう簡単に受け入れられるか不安は残ります。

 

と、考えると、普段はテレビ等で拝見することの少ない声優さんは、声一つで、漫画をベースにしたアニメのキャラクターに命を吹き込み、その像を確立し、視聴者の脳内にインプットさせる、凄い才能の持ち主だな、といつも感心してしまうのです。

サザエ・タラオ・イクラの声優問題、いつやってくるのでしょうか?そしてどう対処し、それを誰が受け継ぎ、わたしが受け入れられるのか。今から関心があります。