MASA日記

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保険 第12回~生命保険料の行方~

3月29日 水曜日 保険第12回

 

こんばんは。

今夜は、日経新聞が第1面トップ記事で報じた他、主要紙も報じた生命保険料の行方について書いてみたいと思います。

 

記事の概論はこうです。保険料を決める「標準生命表」が11年ぶりに改定され、日本人の長寿化がそこに反映されることで、各年齢における死亡率が低下する。生命保険料を決める主要要素である死亡率が下がるため、死亡保険料も下がる見通しだ、と。

 

以下、注意点を見ておきます。

①料率変更は2018年4月以降

4月という文字を見ると、この4月からと勘違いされるかもしれませんが、変更されるのは1年後の2018年4月であるということに注意する必要があります。

 

②あくまで死亡保険が対象

生命保険が扱うものは、第一分野と第三分野の大きく2つです。第一分野は、人の死を前提とする保険、第三分野は医療やがんといった保険です。今回話題に挙がったのは第一分野であり、第三分野ではありません。

むしろ、長寿に伴い医療にかかる費用が嵩むことで、医療保険は値上げする可能性も捨てきれません。医療保険がん保険、すべてが下がるのではない点に注意が必要です。

 

③本当に値下げになるか分からない

死亡率が生命保険料に大きな影響を与えることは事実です。

しかし、生命保険料には、他に利益率と事業費率も加味されています。加入者から預かった保険料を運用するにあたり、昨今の低金利・マイナス金利は生命保険会社の経営にとって大きな痛手となっていますし、事業費率は会社により異なります。

したがって、死亡率が改善したとしても、残る2つの率は各社によって違いますから、結果的に保険料が下がるかどうかは、実際の発表まで分かりません。

 

以上、注意点を述べました。

生命保険の機能には、死亡、医療、そして貯蓄といった機能があります。とりわけ貯蓄機能はマイナス金利で大きく後退し、各社ともに保険本来の保障性商品に回帰しています。貯蓄性商品は4月から大幅値上げか販売停止がほとんどです。

一方、死亡については、既述のとおり死亡率の低下による値下げの”見込”ですが、あくまで見込ですから、2018年3月頃まで全容は明らかにならないと思います。ご存知のとおり、生命保険は加入時の年齢に応じて保険料は違うため、若いほど保険料は安くなります。仮に未加入、あるいは見直しを検討されている方が、”来年は値下げらしい”から待とうと思ったとしたら・・・その間に1歳年を取りますので、本当に得策か、よく考えた方が良いと思います。

医療については一部では値上がりの予想も出ており、基本的には加入を考えたときに入っておくのが一番では無いでしょうか。

 

あくまで素人考えなので、単なる感想でしかないです。検討されるにあたっては、プロによくご相談して、決められると良いと思います。