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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

乗り物 第19回~ハスラーの凄さ~

3月28日 火曜日 乗り物「スズキ ハスラーの凄さ」

 

こんばんは。

火曜日テーマ”乗り物”、今夜は、発売から3年を経た今もなお、高い販売台数を誇るスズキの人気車種「ハスラー」についてです。

 

突然ですが、スズキのハスラーは凄いです。何が凄いかと言えば、異次元なこと。

東京の銀座と言えば、高級というイメージを抱く方も多いでしょう。事実、ベンツにBMWアウディジャガー、キャデラック、レクサス、国産でも黒や濃紺のクラウンなど、いわゆる高級乗用車がズラリと列をなすことも少なくありません。

先日、銀座を歩いていたところ、その高級車群に紛れて、ポップな空色のハスラーが1台信号待ちをしていました。そのとき思ったのです。高級車群に全然負けていない、というか、そもそも勝負さえしていない。銀座が持つもう一つのイメージかもしれないカジュアルさという点では、むしろ勝っているかもしれない、とさえ。

 

人間も同じで、たとえば学力という目盛りで全員を測れば劣位に立つ人も、まったく土俵を変えれば逆転現象が容易に起こり得るのと同じで、1000万円もザラな高級車群にあって100万円台のハスラーが堂々と渡り合えるのは、そもそも勝負していないからです。仮にこれがアルトやミラ、あるいはワゴンRなら、どうしても”お金が無いのね”という感じは否めなかったでしょう。しかし、ハスラーにはそんな劣等感がまるっきり無い。まったく別方向のベクトルに向かって、我が道を行っているのです。

 

妙に吊り目で”俺はできるんだ!”といきり立ってる高級車とは違い、敢えて愛情表現を込めて言うならば、ハスラーポンコツ顔で信号待ちをしていて、「今日もいいお天気だなぁ~」といった風情を全体から醸し、いい味を出せるキャラなのです。

しかも燃費に優れていて、走破性も高くて、安全装備もついていて、価格も100万円台。こりゃ売れるわけですよ。スズキの商品力の高さに脱帽です。

 

もはや日本は高齢化社会です。取り回しの良さ、維持費の安さは今後も重要なキーワードであり続けるでしょう。そうなると、日本という限られた国土の中では、軽自動車ベースという選択肢が途絶えることは無いと思います。

むしろ、かつては普通車の範疇で発生していたカテゴリーが、軽自動車ベースで確立すると思います(RVジャンルではハスラー、オープンカーではS660やコペンといった具合に。軽自動車の範疇で成立し得ない、広大な空間のためのミニバンと、貫禄を重視する高級セダン、そして軽は嫌だけど安くて燃費良くてそこそこ広さが欲しいという人のためのコンパクトカーを除く)。これで日本の自動車界は成り立つかと。

ハスラーは、軽ジャンルのRVがきちんと成立することを示しました。そしてその無気力で人畜無害な見た目から、裾野を女性や若年層にも広げました。そんなポンコツ顔のハスラーは、田舎のあぜ道でも、東京銀座でも異彩を放つ凄さを持っていて、今後の日本の自動車シーンにとって、こういうのアリだな、と思わせる1台だと思います。

ハスラー凄い!!、そう感じました。