読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

今日は何の日?~3月26日編~

3月26日 日曜日 今日は何の日?

 

関東は、冷たい雨の降る日曜日の朝になりました。おはようございます。

曜日テーマ「今日は何の日?」ですが、”北海道新幹線開業1周年”の日ですね。

今年2月までの平均乗車率は33%と、当初予測26%を上回ったそうですが、その1年前に開通した北陸新幹線に比べれば乗車率は低く、また季節による利用者数の差が激しいという問題も浮き彫りになったようです。

 

北海道新幹線開業時から既に言われていたことですが、東京~新函館北斗が4時間02分と、空路と競合する4時間の壁を越えられなかったことがしきりに言われていました。新函館北斗駅は、北海道の一大観光地である函館市に隣接する北斗市にあり、函館市街に行くには快速列車はこだてライナーを乗り継ぐ必要があるため、東京~函館は実質約4時間半となります。つまり、4時間の壁には遠く及びません。

わたしは、そもそも東京を基点に空路と勝負しようとするからいけないのだと思っています。大きく分けて①東京~仙台、②大宮・宇都宮~新函館北斗の2つに分けて考えるべきではないかと。①については、そもそも空路が存在しないため、新幹線移動が常態化していますので、JR東日本が運行する東北新幹線の補完として北海道新幹線も利用されるケースは少なくないはずです。逆に、岩手・青森から新函館北斗は、開業以前も特急利用者が多かったでしょうから、JR北海道が重視すべきは、埼玉県・栃木県・福島県と北海道をどう結び付けるか(②)、ではないでしょうか。

たとえば埼玉県、中心地である大宮駅を出て空路を選ぶ場合、京浜東北線東京モノレールを乗り継いでも、リムジンバスを利用しても約1時間半です。空港で搭乗手続きを行い、空路を経て、再度空港から市街地に移動となるわけですが、その乗り継ぎや待ち時間の不便さを考えれば、新幹線は大きな魅力です。

埼玉県でさえそうですから、栃木県や福島県は尚更でしょう。

 

しかし、北海道新幹線は、東京~新函館北斗の速さを重視するあまりに、北関東をすべて通過してしまっています。どうしても時間短縮イメージを重視したければ、最悪、福島県は通過でも構わないと思います(これは福島を袖にしているのではなく、郡山~仙台が約40分、福島~仙台が約20分と比較的近いことと、宇都宮に停まる新幹線がそれほど多くないことを鑑みれば、栃木か福島いずれか選ぶとなれば栃木だろうと思っているだけで、可能であれば両方停まれば良いと思っています)。

北海道新幹線には、青函トンネルを貨物列車と共用している(ために最速140km/hでしか運行できない)というハンデがあり、空路は函館空港函館市街地と近いという事情からも、おそらく東京~函館という観点で考えたとき、空路に軍配が上がるはずです。そうではなく、大宮以北福島以南~函館を4時間以内で結べることをもっと強調し、それに合わせたダイヤを組むべきでしょう。実際、東京~大宮は新幹線で25分ほどですから、大宮~新函館北斗は4時間を切ります。どうあがいても4時間を切れない東京~新函館北斗で勝負するより、実利を取って北関東~函館で勝負すべきだと思います。宇都宮や郡山に停まっても、せいぜい数分余分が掛かるだけですから。

 

一方の北海道側。まず、札幌延伸が大命題である以上、新函館北斗駅という位置はやむを得なかった感はありますが、観光地である函館市を飛ばしてしまっているのは痛手ですね。観光客が行きたい函館に行くには、快速を乗り継いで”少し戻る”印象になってしまいます。函館以外にも、大沼公園駒ヶ岳、いかめしで有名な森町、水産で有名な長万部など、見どころもあるのですが、アピールが足りない気がします。葉が色づいた秋の大沼公園など、とても美しい景色ですけどね。

今後、札幌延伸にあたり、長万部倶知安・小樽を経由して札幌に入るルートが予定されています。札幌までの所要時間短縮という点、地図上の最短距離である中山峠方面は難工事かつ観光地が乏しい点を踏まえれば、本来の函館本線に沿ったルートは正しいでしょう。その際、倶知安(くっちゃん)という地名の認知度は本州では高くないので、程近いニセコを入れた方が”雪””スキー・スノボー”という印象を持ちやすいでしょうね。ニセコは温泉も豊富ですから、国内外にアピールするには重要な場所だと思います。また、小樽は一定の観光客を維持していますから、停車すべきでしょう。

反面、現在の”表ルート”である千歳線室蘭本線函館本線をどうするのか。

JR北海道は体力的に限界が来ていますから、仮に新幹線が札幌延伸となれば、現在の札幌~函館の特急本数を維持することは無理でしょう。しかし、札幌~新千歳空港は数少ない優良区間ですし、登別温泉という一大観光地も持っています。新千歳空港を出た次の南千歳駅で、道南と道東方面の特急が分岐していきますから、この南千歳駅は一つのポイントになるかもしれません。この春に東武鉄道が走らせる特急リバティが、途中駅での分割・併合をしながら弾力的運用を行いますが、JR北海道のヒントの一つになるかもしれませんね(SL大樹の無料提供で関係もできましたし)。

また、南側では新函館北斗駅が一つの基点でしょう。現在のルートの特急は、走行距離を縮める必要もあり、余ってくる比較的年数の浅い車両は、道北方面に割り振る必要性もあるでしょうから、いかにこの区間の本数を減らさずに距離を縮めるかが課題だと思います。

と、長々想像と私見だけで書いてきましたが、もう1年なんですね。北海道新幹線が無駄にならないよう、知恵を絞って盛り上げてもらいたいです。