MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

マニアな小ネタの世界 第1回~スジ屋に憧れる~

3月3日、金曜日の夜です。

 

金曜日の新シリーズ「マニアな小ネタの世界」始めました。

第1回目の今日は、わたしが憧れる「スジ屋」の世界です。仮に。自分の技能や経験、お給料等一切勘案せず、単純に憧れる職業を挙げてくださいと言われたら、皆さんはどんな職業を思い浮かべますか?わたしはその一つに「スジ屋」を挙げます。

 

スジ屋」と聞いても、多くの方がピンと来ないことでしょう。

鉄道のダイヤグラムを組むお仕事の方々をこう呼びます。わたしは2時間に1本、単線の線路を1両の車両が走るようなド田舎で生まれ育ったために、鉄道なるものに一切興味を持たなかった人間ですが、都会で生活するようになり環境が一変しました。鉄道の無い生活は、成り立たないほどに身近なものですよね。

そして鉄道好きな方もたくさんいますが、撮影が趣味な方、走行音が好きな方など、その対象は様々です。わたしは一番にダイヤグラムが来て、車両がそれに続く感じです。何度も言いますが、ド田舎で育ったせいで、この都会の過密ダイヤには感心しきりなんです。この駅では2つの路線が島式ホームで向かい合わせに入ってくるから、ここで乗り換えできるようにダイヤが組まれていて・・・この駅には待避線があるから各停がここで待ち合わせしている間に快速が追い抜いて・・・と、毎日の通勤電車でダイヤに想いを巡らせるだけで、”このダイヤ考えた人凄い!”と思ってしまうのです。

 

どうやら、一口に「スジ屋」と言っても、団体専用列車担当、臨時列車担当、そして日常的なダイヤ担当と大きく分類されるそうです。わたしは専ら、日常的なダイヤに興味があります。それにしても本当に緻密で大変なお仕事のようで、日々の運行における問題点を改善するためには、現場の声を聞くだけでなく現場を見に行ったり、各駅の構造は何も見ずに言えるほど頭に叩き込まれていたり、運用に入る車両のスペックによってダイヤの微調整を加えたりする他、鉄道設備に関する改善点(たとえば信号機を増やそうといった具合)について意見するなど、決して目立つ仕事では無いながら、縁の下の力持ちであり、作戦本部長のような存在でもあり、絶対に欠かせないいぶし銀のようなカッコよさを感じてしまいます。それでいて、俺ってすごいだろ!と目立たないあたりが、なんともシビれてしまうのです。本当に凄い。

 

実際に「スジ屋」になることはできませんし、そのなり方も分かりませんが、「スジ屋」気分を味わえるゲームがあります。ARTDINK社から発売されている「A列車で行こう」シリーズ、地味ながら本流のナンバリングで9作、その他にもいくつか発売されているので、わたしのような趣味の方も少なくないのかな、と安心しています。

 

ゲームのおおまかなルールは、鉄道会社の経営者となり、鉄道を敷設し、ときに鉄道以外の事業でも収益を上げながら、街を発展させていくシミュレーションゲームです。初期はまだクオリティもイマイチだったのですが、新しい作品などは非常に精細な描写で、本気で鉄道を走らせたり、車窓を眺めている感覚を味わえます。モード次第では車両も200編成所有できますから、まさに都会の過密ダイヤを存分に再現して遊べてしまうわけです。これはたまんないですね。

わたしはいつも、長めの路線を敷き、そこに大小様々な駅を作るのですが、最初に特急列車、次に急行や快速といった具合に、速達性の高い列車からダイヤを組んでいました。それは正しいようで、実際の「スジ屋」の方々も、何も無いところにダイヤを組むとき、まずは特急からスジを引いていくのだそう。やっぱりね!と少し得意げになりながら、今日も「A列車で行こう」をプレイするのでした。

 

毎日お世話になり、定時運行が当然で、他国に真似できないほどの緻密かつ過密なダイヤが組まれている日本。それを支える「スジ屋」さんの腕、憧れます。