MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

働き方

3月に入りました。3月1日です。曜日移動となりました「保険」「働き方」の択一テーマの水曜日、今夜は「働き方」について取り上げます。

 

今から4年前、まだ前職時代。仕事を終えて、新入社員の佐藤君(仮称)に誘われて2人で飲みに行った飲み屋の個室での出来事です。

「○○さん。悩み相談があります。」

「どうしたの?」

「実は、まだ誰にも言ってないんですけど、自分・・・Gなんです。」

「G?どういうこと?」

「・・・」

「ん?」

「ゲイなんです。誰にも言わないでくださいね」

飲んでほろ酔いになった頃、唐突な彼の発言で一気に酔いが醒めました。

 

彼の指導社員だったわたしは、スポーツマンであり、一流大学を卒業し、見た目も良い佐藤君の将来に期待し、丁寧に指導もしましたし、なるべく取引先や社内上役との飲みの席にも同行させて、彼を売り込んでいました。

そんな彼からの突然の発言に面喰っていると、

「飲み会に行くと、必ず、モテるだろうとか、彼女いるんでしょ?って聞かれて、適当に流すことはできるんですけど、正直辛いんです。」と胸の内を明かしてくれました。

なるほど。彼にとってプラス材料でしかないはずの、高学歴や外見の良さが、周りに「きっとモテる」「彼女がいるに違いない」という誤解を与えさせ、結果的に彼を苦しめる結果になっていることを知りました。

 

以降、彼の飲み会の場にはわたしはほぼ100%参加しました。そして、その手の話が出ると、話題を変える助け舟を出したり、そのフリをわたしが引き受けて受け流したりすることで、彼の精神的負担を減らすよう努めました。彼にとってそれが助かったかどうかは分かりませんが、元来、学習能力も高く場の受け流しも上手な彼は、やがて器用に場を処理することができるようになっていきました。

 

先日、今の職場の人権研修で「LGBT」について学びました。

40人に1人とも言われる、つまり、1学級に1人、今の職場(35人)に1人はいる可能性があるわけで、知らず知らずのうちに苦しめ、ときに精神的に追い込んだり、会社を退職させるきっかけになっていることがあるかもしれません。

飲み会のネタとしてはとても盛り上がりやすい、恋愛や下ネタが、実は誰かを苦しめているかもしれない、結果的に働く意欲を削いでいるかもしれない、そんなことを感じさせられた研修でした。