MASA日記

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歌謡曲 第15回~Friend(安全地帯)~

2月21日、火曜日です。

 

前にも書いたかもしれませんが、わたしが好きな歌手の一人が、安全地帯の玉置浩二さんです。ご存知の方も多いと思いますが、北海道旭川市に生まれ、井上陽水さんのバックバンドなどを経てメジャーデビューを果たします。デビュー時から化粧をしていたり、サングラスと顎髭だったり、海外の音楽家のようだったり、亡くなった忌野清志郎さんを目指しているようだったりと、その風貌、そしてときに理解不能な言動などが、不快感や嫌悪感を抱かせるのか、高く評価される傾向にはありません。

 

しかし、一方で、とある有名な歌手をして「最も過小評価されている歌手」と言わしめ、音楽関係者が選ぶ”上手だと思う”歌手で1位に選ばれるなど、その実力は高いと言われています。わたしは音楽についてド素人ですが、やはり上手だと思います。

 

安全地帯というバンドを知ったのは、代表作「ワインレッドの心」を歌番組で見てから。まだ小学生だったわたしは、アイドルとは違う大人な雰囲気の歌手だなぁ、と見ていました。この曲が持つやや怪しげな、大人の世界観も手伝っていたと思います。

 

あれから30年以上が経ちました。舌を上げて発生するような独特な歌い方はより強くなり、さすがに年齢も手伝って昔ほどの声量ではなくなってきています。日本ではあまり好まれないフェイクした歌い方も多くなっています。怪しさという点では変わりませんが、風貌もやはり変わっています。ただ、歌手としての素晴らしさは不変です。

 

なぜなのか。おそらくは発声法等の技術論では、もしかすると間違っているのかもしれませんし、フェイクによって曲を壊しているかもしれません。でも、音楽には真摯に向かい合い、そしてその詩と曲が持つ世界を、聴く人のに伝えようとする表現者である点では変わらないからだ、と思うんです。

 

ロックバンドなので、アップテンポな曲もありますが、わたしは「ワインレッドの心」はじめ、「恋の予感」などのちょっと大人な曲、そして「碧い瞳のエリス」のように、まるで物語の世界のような曲、タイトルに書いた「Friend」のような曲が大好きです。どれもスローで、夜の暗闇の中を想像させるような寂しい曲調ですが、なぜかスッと耳を通じて身体に染み入るような心地よさを覚えます。玉置浩二さんが、わたしの心に直接訴えかけ、ときにささやくように語り掛けてくれるからだと思います。

 

技術云々を超越し、表現者としての実力を持つ彼の歌が大好きです。もしよろしければ、Youtubeでも多数アップされています。各時代の彼の表現を楽しんでみてください。