読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

保険 第9回~生命保険好き?嫌い?~

生命保険

2月20日、月曜日の夜です。今日は曜日テーマの保険ですが、生命保険は好きか嫌いか?というテーマで書きたいと思います。

 

前にも書いたかもしれませんが、生命保険の世帯加入率は89.2%です(平成27年度 生命保険に関する全国実態調査~速報版~)。この数値、皆さんはどうお感じになりますか?100世帯あれば約90世帯は持っている商品だ、と考えれば、非常に高い数値だとわたしは思います。高額商品で、これほど高い所有率を誇る商品は他に無いでしょう。

 

また、諸外国と比較した場合、米国では加入率が約30%、英国でさえ約40%と言われ、その他の国ではさらに低いという話も聞きます。日本人の加入率は、諸外国に比較して異様な高さだと言えるでしょう。それが社会保障が充実していない国で、各自が自己責任の下に将来や万一に備えるなら話は分かりますが、そうとは言えません。それにもかかわらず、約90%もの世帯が加入しているとなれば、好きな国民性なんだとしか言えないという結論もあり得るでしょう。

 

が、そうでしょうか?もしその仮説が本当ならば、喜んで保険会社を訪れ、満面の笑みで保険商品の説明を聞くはずです。しかし、多くの方がご経験されているでしょうが、ネットやショップで相談がてら自らアプローチすることはあっても、”今日は保険会社に出向くぞ!”と喜び勇んで保険会社本体に行く人など、ほぼ皆無でしょう。仮に知り合った方が外交員で、「生命保険の外交員をしておりまして」と切り出されれば、作り笑顔を浮かべながら「あ、うちは今もう入ってますし」「保険はお腹一杯なので」と体よく断ろうと思う人が大半なはず、実際、わたしもそうします。なぜか?わたしの場合は、「どうせ入らせようとしてるんでしょう?」「無理やり勧誘されると断るのも面倒なので入口でシャットアウトしてしまおう」という心理です。この心理は、保険商品そのものに向けられているというより、保険外交員という存在に対してかもしれません。

 

元来、計画性が高く、堅実で勤勉な国民性の日本人にとって、万一のときに困らないよう保険で備えておくというリスクヘッジは馴染みやすいものだと個人的には思っています。昔ほどではありませんが、社会人になればお守がわりに保険に入る、という習慣・感覚もまた、日本特有と言えるかもしれません。

それでも生命保険の話を切り出されると、途端に拒絶反応を示すのは、最近では死語になったG・N・Pと言われた販売手法や、その外交員に向けられていると思います。したがって、本心では生命保険を嫌っているのではなく、むしろ知りたい・関心がある、つまり、どちらかと言えば好きな商品だからこそ、約90%もの世帯が加入するのだと。

 

ならば、保険会社としては、保険外交員のイメージ改善に力を入れるか、保険外交員のイメージをしても話が聞きたくなるような魅力ある商品を揃えるか、まったく別の方法で消費者にアプローチするか、どれかしか道は無いでしょう。とりわけ個人情報保護法が施行され、無闇にオフィスに入り、勧誘することはできない時代です。心の底に隠している生命保険好き(必要性を感じている)な日本人の心に、保険会社がどのようにアプローチしていくのか、今後の戦略が気になります。

 

ちなみにわたしは生命保険という商品、好きです。保険外交員のイメージが良くなかったとしても、それを上回る効能がある商品だと考えているから。 その効能は、また追って書いてみたいと思います。

 

あ、途中にあったG・N・Pですが、義理・人情・プレゼントのことです。いかにも日本的な発想ですね。そしてダイゴ語のような言葉ですね(笑)