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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

80年代少年①アレにハマった小学生

特別企画

80年代少年の記憶を辿る勝手にスペシャルウィーク企画~第1弾~

早速ですが、今日のテーマのアレを、連想ゲームで当ててみてください。アレ!ですよ。

・定価は1個30円

・どんなに欲しくても、1人2個か3個しかダメ。箱買いは夢のまた夢。

・キラキラにうっとり

・天使と悪魔の壮絶なストーリー

・偽物の代表格は”ロッチ”

80年代に少年時代を過ごした皆さんなら、もうお分かりですよね?ロングヒット商品、今年でシリーズ40周年を迎えるロッテのビックリマンチョコです。特に僕ら80年代少年には、その第10代目となる悪魔vs天使シリーズが馴染み深く、いまはビックリマンチョコ=悪魔vs天使と言っても過言ではないでしょう。

連想ヒントを今一度見ながら振り返ると、シールはあくまでもおまけで、実は地味にウエハースチョコが美味しいビックリマンチョコは、1個30円(当時は消費税も無く、わたしの通うお店では28円で売っていました)。それならば大量に欲しいのですが、超絶な人気を誇るビックリマンは、そもそも入手困難な状況。苦労して仕入れたお店は、そう簡単には売ってくれず、レジの下に隠してあったり、売ってくれても1人2個か3個の制限付き。広く子どもたちに行き渡るよう配慮していました。一つの社会現象と言えるでしょう。

そんなビックリマン悪魔vs天使、子どもたちのお目当てはチョコではなく、おまけシール。1箱40個入りのうち、封入割合は悪魔=60%、守り=19%、天使=19%、ヘッド=2%だったそうで、つまりは滅多に売ってないビックリマンの中で、1箱に1枚か2枚しかない、キラキラ光るヘッドシールは垂涎の的でした。ヘッドシールを持っている子は羨望と尊敬と嫉妬を集めるような感じでした。もっとも、ヘッドはさておき、子どもたちがのめり込んだもう一つの要因は、そのストーリー性にもあったと思います。天使と悪魔が争いを重ね、やがて新たな世界、次界を求めて旅立つ・・・という、ドラマでも漫画でもあるようなストーリー。そこでパワーアップを重ねるキャラクターや、罠にはまって悪魔化されてしまう悲運のキャラなど、それぞれに見せ場を持つストーリーは、弾を重ねるごとに子どもたちを虜にしていきましたね。

こうした空前のブームに便乗する商品が出るのも世の常。よく見ないと分からないニセモノ代表格は、やはり”ロッチ”でしょうね。まだロッチは比較的ホンモノに酷似していましたが、もはや失笑するしかない見るも無残なニセモノもありました。が、下手絵として実は現在、高値だったりするニセモノもあります。

爆発的ヒットを飛ばしたビックリマン人気が下火になったのは、紛れもなくPTAと公正取引委員会の関与でしょう。前者は、ウエハースを捨てる、金銭とシールを取引する、家庭の貧富差が影響するといった理由でビックリマンが子どもに悪影響である!という、まぁありがちな問題提起をしたわけです。これを受けた公正取引委員会は、元凶はそのシールの違いであり、全種類のシールの均質化と封入率の公平化をロッテに指導したと。そうすると、それまでレアでうっとりだったヘッドは、なんだかキラキラしない陳腐な感じがし、どれだけ集めなきゃいけないんだよ!と思うほど種類も多くなったわけで、子どもの熱は冷めたのでした。

 

悪魔vs天使もめでたく30周年を終え、今どうなっているのか知らない同世代もいるかもしれません。意外と元気で頑張ってるんですよ。たとえば、新規ファンを取り込むべく、モモクロやSTARWARSやワンピースなど現代の人気者たちとコラボしています。かたや親世代になった80年代少年の心に再び火をつけるべく、人気キャラ総選挙の上位キャラシリーズを出したり、復刻版のビックリマン伝説なるシリーズを出したり、人気キャラの人生を描く外伝シリーズを新規に書き起こすなど、頑張ってるんです!80年代を知るわたしにすれば、1個80円や100円(いずれも税別)のビックリマンは「明らかに子ども以外にターゲット絞ってますね」って感じがして嫌なのですが、それでも一定の成果は挙げているわけです。

 

とはいえ、昔懐かしいビックリマンが大好きなわたし。実は今でも大事にシールを保管しています。特にヘッドシールは特別扱いで大切にしているわけですが、当時は「どれも同じでしょ?」と思っていた同種シールも、実は同じではないということが判明していたりと、いつまで経ってもコレクター心をくすぐってくれます。どういうことか。たとえば下の2枚をご覧ください。

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映し方の違いとかで色味が違うとかは置いといて・・・。少しずつシリーズ人気が上昇してきた時期の、第4弾ヘッド聖フェニックスです。集めたことある方には「知ってるよ」と言われそうですが、念のために。第4弾は、上に載せた幼少期のバージョンと、聖戦衣化した武装バージョンの、2種類のヘッドがある!というのが公式なハズです。が、実はそれだけに収まりません。まずは上の2枚、微妙に違ってます。よ~~く見てください、キラキラの扇が上向き(左側)と下向き(右側)なんです。もはや間違い探しレベルですね。さらに写真は載せていませんが、スーパーゼウス(第1弾)、シャーマンカーン(第2弾)、スーパーデビル・偽神(第3弾)など、それまでの銀プリズムの王道である正方形のプリズムもあり、表面のキラキラの違いから、聖フェニックス・幼少には、角プリ、扇、逆扇の3つのバージョンがあることが分かっています。理由は定かではありませんが、当時は人気が高くプリズムも不足気味になっていたり、印刷工場で作る際に逆向きに印刷してしまった等、とても人間味ある作業が産んだ偶然の産物が理由だと思われます。

同様に、裏紙も青紙が多いですが、チョコ版でも黄色が使われているなど、表裏の組み合わせも様々で、コレクターたちは、バージョンの違う、少しでも綺麗なシールを求めて収集に励んでいるのです。

だから、聖フェニックスを見て「こんなの俺持ってた」と簡単に言ってはいけないのです。持っていたのがレアとされるバージョンなのかどうか、定かでは無いのですから。たとえば聖フェニックス・幼少で言えば、裏紙は黄色>青色のレア度ですし、角プリや逆扇がレア度が高いですから、当然ながら高値で取引されます。

同様に、第6弾のWヘッドのうち、初のホログラムシールとなったブラックゼウスがレア度高いのは勿論ですが、始祖ジュラも最近では高値になっています。と言っても、すべての始祖ジュラではなく、裏紙が青色の始祖ジュラです。全般的な傾向として、裏紙黄色よりも青色の方が劣化しやすいのか、ただでさえ始祖ジュラのレア度は青色>黄色なのですが、程度の良い青紙が少ないためか、ショップでは一時期5万円ほどの根付も見られました。たった30円のチョコのオマケが、5万円になるなんて夢のようですよね!

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とまぁ、取り留めも無いことを長々書いてきたのですが、かつて80年代少年の圧倒的支持を得たビックリマンチョコは、インターネットで繋がったユーザーたちによってバージョン違いを発見させ、コアなレアファンたちを再び興奮させるに至り、さらには30周年と前後して現代の人気者たちとコラボすることで、依然として僕らを楽しませてくれているのです。実際のストーリーでは実現しなかった戦いも、外伝ではドリームマッチとして描かれる(下はスーパーゼウス外伝より)など、今後の展開からも目が離せないビックリマンです。

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いかがでしたか?ビックリマンに興味がない方すみません。思わずそういう方そっちのけで、ビックリマンについて書き綴ってしまいました。今週はテーマは毎日変えますが、こんな形が続きます。もしよろしければお付き合いください。80年代少年の第1弾でした。