MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

働き方 在宅勤務の是非

2月5日の日曜日です。今日の関東はなんだかすっきりしない、どんよりした空です。1月のほとんどが晴れていたので、余計にモヤモヤします。今日は”日本語の日”だそうで、こうしてブログを書いていても、どのような言葉を選択するか考えるとき、日本語の語彙の豊富さを感じますね。

 

さて、日曜日択一テーマ”働き方”についてです。

 

「在宅勤務、毎日でもOK カルビーが4月以降に新制度」(朝日新聞デジタル2017年2月3日)という記事を読みました。詳細はそちらを読んでいただきたいのですが、大手食品メーカーのカルビーが、前日までに上司の許可を得て在宅勤務を選択、翌日に結果を報告するという現行の在宅勤務制度の仕組(週2日限度)を、4月以降は、制度上毎日可能とすることになったようです。

 

かなり進んだ制度ですよね。特に、働く女性の家事・育児の問題や、イクメン問題、そして今後増加が予想される介護離職の食い止めなどには、一定の効果が見込まれるでしょうし、波及効果として通勤ラッシュの緩和などという点でもメリットも生まれるかもしれません。働き方の選択肢を増やすことで採用の選択肢も増えるでしょう。

 

反面、デメリットも考えられます。一つは集団意識の問題。古臭い言い方で言えば、”同じ釜の飯を食う”こと、”同じ時間、同じ場所”を共有することで生まれる仲間意識というものがあります。運動部や寮生活などが最たるものですが、社会人になっても、その会社・組織に属することの意識は、モチベーションの観点で目に見えない効果があるとわたしは思っていて、そうすると仮にスカイプや会議システムを用いても伝わらない何かが生じてしまうのではないか、と古臭い人間として思ってしまいます。

また、特に管理職は、管下社員のふとした言動や、何気ない表情などで変化を読み取れますが、毎日会わないとなると、そうした感覚が鈍ります。

 

労務管理の点でも、パソコンのON・OFFで勤怠管理をするのかもしれませんが、現状のサービス残業同様に、管理があって無いようなものになりかねません。結局は個々の倫理観と、上げてくる結果をもって判断するしかないのでしょうが、いわゆるサラリーで働くとなると、結果の如何でも給与面で大差はつかないので、自己管理ができない人にとっては怠けを生む可能性も否定できません。

 

労災事故の認定なども難しいかもしれません。勤務中、通勤途上などは、出社していれば判断しやすいですが、在宅となると発生場所の多様化や、事故発生事実の客観的証拠など、諸々対応を考える必要も出てくるでしょう。

 

なんだか否定的なことばかり書いているようですが、決して否定しているわけではありません。わたしはカルビーの在宅勤務やロート製薬の副業認可など、新たな試み自体は関心を持って見ています。大手がそうした取り組みを行うことで、様々なメリット・デメリットが浮き彫りになり、議論のきっかけになるでしょうから、その推移を見ていきたいと思います。