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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

乗り物 第13回~ワゴンRという車~

2月2日の木曜日です。こんばんは。

 

昨日、スズキ自動車より通算6代目となる「ワゴンR」の新型発表がありました。ワゴンRといえば、ハイト系軽自動車の流れを作った、同社の主力車種です。「セダンもあるけど、ワゴンアール」というところから命名されたと言われるこのクルマ、もはや時代は流れてセダンは風前の灯になってしまいました。

では、軽自動車はどうかと言えば、一時期は新車販売に占める4割に届く勢いと言われながら、ここにきて減速気味です。しかし、販売台数ランキングで見れば、やはり軽自動車の名前がズラリと並ぶわけで、軽自動車が減速しているとも言い切れません。

 

一方で、ワゴンRという車の存在感という意味で見れば、やはり初代に始まる快進撃を知る者としては、正直物足りない気はします。その理由は2つあると思います。

①軽自動車のユーザーが広がった

かつてはスズキアルトやダイハツミラのような簡素で値段も手頃なものが軽自動車のスタンダードでした。しかし、いまや軽自動車は普通車のあらゆるニーズを軽規格でほぼ実現しようとしています。

従来型の軽自動車は質感を増してセダンの代用となり、ハイト系軽自動車はミニバンのお手頃版としてその空間を広げ、オフロード系軽自動車は街乗りと悪路走破性を備えるに至り、スポーツ系軽自動車は肥大化・高級化著しいスポーツカーに代わるお手頃スポーツカーとしての魅力を提案しています。そして、いずれも軽自動車であるがゆえに維持費は安く、気軽に買うことができます。

つまり、軽自動車にシフトするユーザーが広がっています。

②ハイト系、超ハイト系の軽自動車が増えた=選択肢が広がった

そのハイト系軽自動車を選ぶ中で、当時は、ワゴンRとムーヴ(ダイハツ)くらいしか無かった選択肢は、いまや自社・他社含めて追従する車がたくさんあり、ユーザーにとってはズラリと選択肢が広がったのですが、その中で敢えてワゴンRを選ぶという積極的な理由が見当たりません。

 

つまり、数あるクルマの中で、軽自動車で、しかもワゴンRを選びたい!と思える特徴が次第に失せている点が、販売伸び悩みや存在感の低下になっているのではないでしょうか。そこで新型ワゴンRです。

”室内が広くなりました”・・・超ハイト系には負けますよね?

”低燃費です33.4km/L”・・・飛び抜けて良いとは言えませんね

”ハイブリッドです”・・・今やハイブリッドだらけで目新しさ無いです

”先進安全装備”・・・例えばヘッドアップディスプレイ、ユーザー層にとって違和感無いですか?

とまぁ、粗探しのようなことばかり書いてますが、これはワゴンRじゃなきゃ!というものが見当たりませんし、ワゴンRを乗り継ぐユーザーさんに訴求するものも、残念ながら見当たりません。

そこでデザインも刷新と来るわけですが、従来路線で見れば、標準のワゴンRと、スティングレーの顔が入れ替わったような気がします(縦長ライト=標準、上下2段=スティングレーが既定路線だったのですが、今回は逆ですね・・・)。

しかも標準型には2つの顔が用意されました。自動車雑誌などでもあまり触れられていなかった気がしますが、このFXというシリーズは何なんでしょう?(FZ顔の方は何度も報じられていましたが。スズキお得意のサプライズなんでしょうか)

新しい提案でしょ?とばかりにHPでも積極的に掲載していますが、わたしは見た瞬間に、”これって昔のセルボに顔が似てないか?”と感じました。

 

とまぁ、なんだか新型なのにパッとしないFMCだなぁと思っているのですが、それでもスズキの販売力と、ワゴンR潜在的な代替ユーザー数を考えれば、一定の売れ行きは示すことでしょう。ただ、その存在感を強める、あるいは新たな顧客を取り込むには弱い気がします。わたしなら、まだハスラーを選びます。あるいは中古市場で先代型のコペンを物色します。