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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

スポーツ 第7回~FAの人的補償~

12月21日、水曜日の夜を迎えました。今年も残りあと10日、本当に早いですね。

 

さて、水曜日のテーマ「スポーツ」も更新が遅れ気味なのですが、今日はプロ野球のFA(フリーエージェント)制度の人的補償についてです。

 

今年のFA市場では、巨人が初のトリプル獲得(ソフトバンク→森福、DeNA→山口、日本ハム→陽)を果たすなど活発な動きを見せたのとは対照的に、多くの球団では静かなオフシーズンとなっています。そんな中、阪神オリックスからFA宣言した糸井選手にラブコールを行い、入団合意に至りました。

 

それ自体はルールに則り、各球団が必要だと思う選手と交渉し、合意に至るわけですから、良かったですね!と思うのですが、その代償として人的補償を伴うケースがあります。現行制度では、各球団ごとに日本人選手の前球団の旧年俸順に上位3位までをランクA、4位から10位までをランクB、11位以下をランクCとランク付けし、AランクとBランクの選手が移籍する場合は、移籍先球団から金銭補償または人的補償+金銭補償を得ることができることになっています。今回の糸井選手はBランクで、結果的にオリックス阪神から金田投手を獲得しました。

 

この人的補償にあたっては、移籍先球団がプロテクトしたい選手を28名決め、そのリストから漏れた人物が人的補償の対象となるのですが、プロテクトリストの情報管理はしっかりして欲しいと思います。と言うのも、結果的に移籍が決まれば問題無いのですが、今回、阪神の提出したリストにおいて、岩田投手がプロテクト28名から漏れていたというニュース記事をいくつも目にしました。

 

プロテクトは、「うちに欠かせない選手だ!」という順に行うわけで、球団や首脳陣のその選手に対する評価や期待値が反映しているものです。つまり、漏れたということは、少なくとも29番目以降の選手と評価されていることの証です。言い方は悪いかもしれませんが、「獲られたなら仕方ないね」という選手です。そう評価された上に、人的補償ともならず残留した選手の気持ちを考えると、いたたまれません。球団愛どころか、首脳陣らへの不信感さえ持ってしまいかねないことです。

組織に属する者は、プロ野球でもサラリーマンでも、その組織に対する忠誠や愛情が無ければ”やってられない”でしょうが、球団からこうした固有名詞が漏れるようでは、その団結力に亀裂が生じかねません。”本当に必要な選手が多すぎて悩んだのだが・・・”と芝居を打ってみても、漏れたことは事実なのです。

 

こうした情報を記事にしてしまうマスコミもどうかと思いますが、その情報を漏えいさせないよう、球団にも十分に配慮して欲しいものです。