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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

今日は何の日?~12月10日(世界人権デー)編~

おはようございます。12月11日、日曜日のブログです。

日曜日選択テーマ、「今日は何の日?」です。実際は昨日12月10日だったのですが「世界人権デー」を取り上げます。

 

「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」という全30条の条文からなるのが、世界人権宣言(1948年採択)だそうです。日本国憲法でも、その第14条において「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」という、いわゆる”法の下の平等”が定められています。

 

実は昨日、気になるニュースランキングの第1位を敢えて書かずにおきました。

わたしの中で気になった第1位は、成宮寛貴氏の芸能界引退報道でした。わたしは「相棒」は見ていましたが、特段思い入れのある俳優さんではありません。しかし、今回の週刊誌掲載については違和感を覚えるところでした。

 

取り上げられている主眼は、友人から、彼がコカインを吸引しているという情報のリークを受けたというもの。昨今、プロスポーツ選手や芸能人など、社会的影響力の大きい方々のこうした薬物疑惑報道が多くなされ、その一環とも言えます。

日本では違法とされる薬物に手を染めること自体は非難されて然るべきですし、まして人気のある俳優となれば、その社会的影響力に鑑みて、一般人に比べて情報が公開されてしまうこと自体はやむを得ない部分があるという点は理解できます。また、仮にそうした事実があるのであれば、潔く罪を認めて更生して欲しいとも思います。

 

わたしが違和感を覚えるのは、彼が同性愛者であるかのような報道です。これは薬物疑惑とはまったく別次元の問題であり、今回の報道に組み入れる必要は無いはずです。

まず、昨今、日本国内でもいわゆる”LGBT”の存在は広く認知され、有名人でもカミングアウトする方も少なくありません。それ自体、持って生まれたセクシュアリティであり、誰にも制限されるべきものでもないですし、あくまで法の下に平等な存在です。

自らカミングアウトする方もいれば、やはり肩身狭く感じつつ、伏せている方もたくさんいらっしゃいます。わたしも過去に男性友人からカミングアウトされたことがありますが、相当苦しいと言っていました。自らの性的趣向などは、他人に危害が及ばない以上、伏せておいて良いわけです。たとえば、一般的には”アブノーマル”とされるプレイを記者の方が大好きだったとして、仮に友人がそれをSNS等で拡散したとしたらどうでしょう?不愉快ですし、大きなショックを受けるでしょう。この性的趣向については、記者であれ俳優であれ、わたしであれ、誰も皆、その立場や地位で差別されるべきものではありません。薬物疑惑とは違う話なのです。

それを(仮に事実であったとしても)、薬物疑惑に乗じて、読者の関心を引くためなのか、同性愛”疑惑”のような記事まで書いてしまうのは、まさに彼の人権を尊重していないのではないでしょうか。そして彼自身、引退の理由として、「誰にも知られたくないセクシュアリティ」の部分を書き立てられ、これ以上のプライバシー侵害が自分や周囲に広がることへの恐怖や、友人に裏切られたショックで引退を決意したとしています。

 

人一人の人生を大きく左右しかねないほどの記事を書いた今回の件は、わたしはやはり違和感を覚えざるを得ません。薬物疑惑の報道はある程度やむを得ないとして、同性愛については書くべきこととは思えないからです。

 

もう少し、人権を踏まえた節度ある記事を書いて欲しいと考えました。