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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

気になるニュース 特別編

11月26日土曜日の朝を迎えました。今年も残り1か月ほどになり、毎年”今年もあっという間に終わったなぁ”と感じる時期が近づいてきました。

 

さて、そんな寒い冬、ちょっとホッコリするようなニュースを、特別編としてお届けします。毎週のランキングの中で漏れたニュースでも、ネタを捨てるには惜しいものもありますから、読んで温まってくだされば嬉しいです。

 

★「不明91歳、高1が保護 『行き先違う』一緒にバス下車」(朝日新聞 2016年7月15日)

記事によれば、福岡県の県立高校に通う北岡大和君(16歳)が、部活を終えて帰宅するバスの中で、行方不明になり捜索願が出されていた91歳の女性を保護したというもの。

行先が違うバスに乗ってしまい、運転手から降車を促された女性を”1人で降ろすわけにはいかない”と思った北岡君が一緒に降車し、母親を電話で呼び、母親の運転する車で女性の自宅まで無事送り届けたそうです。女性の住む田川市の警察署は感謝状を贈る予定です。

困っているお年寄りを”一人で降ろすわけにはいかない”と思う気持ち、なかなかできるものではありません。そして北岡君も、”感謝されたい”など微塵も思わず、ごく当たり前のことをしたまでと考えているでしょう。それが他人への思いやりですよね。そして何よりこの女性も、捜索願を出したご家族も、ほっと胸を撫でおろしたことでしょう。

 

★「大学受験生への粋な心遣いに『泣いた』 兵庫県鳴尾駅のメッセージに反響」(トピックニュース 2016年11月8日)

寒くなると、日頃乗り合わせる高校生のうち、一部の子の顔が険しさを増すものです。きっと受験を目前に控え、焦りや不安や苛立ちなどが表情に出るのでしょう。

なんとなく感じるそうした心の内。見ていないようで、社会は見ているんです。記事に投稿された写真の転用ですが、内容は写真を見ていただければわかります。

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こうしたホワイトボードを見ると”もしかして人身事故?”と焦るかもしれませんが、これを読んだ受験生の緊張の糸が解け、一息落ち着けることでしょうね。

 

★「JR北海道が女子高生1人のために田舎の駅を存続させていた」(netgeek 2016年1月1日)

図らずも、今週木曜日の”乗り物”回では、JR北海道の不採算路線に関する話題を取り上げました。が、そんなJR北海道、何も利益ばかりを追求しているわけではないのです。

昨冬に話題になったこの記事では、大企業であるJR北海道の人情味が分かります。

北海道紋別郡遠軽町にある石北本線上白滝駅」がこの話の舞台です。この駅に停まる列車は1日に2本、朝夕の1便ずつです。そしてその利用客は、女子高生ただ一人。

そう、彼女の登校に合わせて1本、下校に合わせて1本。つまり、彼女の登下校のためだけに存続していた駅なのです。遠くまで続く雄大な景色が眩しい晴れた日も、切なさ込み上げる秋の夕暮れも、白銀に包まれた冬も、白滝駅は彼女を見守ってきました。

そして今年3月、彼女は高校を巣立っていきました。同時に、彼女のために存続した白滝駅はその役目を終え、廃止となったのです。たった1人の女子高生のために費用を掛けることは無駄と思えるかもしれませんが、この話は海外にも広まり、多くの感動を呼んだのだそうです。JR北海道の懐の深さは、北の大地そのもののようですね。

 

★「博多陥没 『賠償金は必要なところに』受け取り辞退の経営者も」(2016年11月19日)

こちらは最近、何度も取り上げている博多駅前の陥没事故に関連するニュースです。このブログでも、周囲の休業損害、埋め戻しの費用等、莫大な賠償額になるだろうと書いたのですが、そんな中で一部の経営者が、賠償金の受け取りを辞退するそうです。

記事では、「タカラ薬局」や「九州総合診療クリニック」の名前が挙がっていますが、東日本大震災熊本地震など、命が奪われた現実を目の当たりにする中で、命に被害が出なかったことが何よりの幸いだとし、”自分たちの被害は大したこと無い、もっと必要なところに役立ててあげて欲しい”との想いから辞退を申し出たのだとか。

人の命と向き合う仕事ゆえ、よりそうした想いが強いのかもしれませんね。大変な状況にありながら、他を恨まず、他を思い遣ることは、そう簡単なことではありません。

 

 

いかがでしょう、少しだけですが、ホッコリしていただけましたでしょうか。

このところ、殺伐とした暗いニュースばかりが聞かれます。しかし、そうした”異常”な出来事よりも、もっと身近にもっと大切にしなければならないニュースが溢れているはずです。その日頃の何気ない善意に目を向け、自らに置き換えてみようと思います。そうすることで、何より自分自身の心が温まります。

まだまだ日本という国は、そうした善意に満ちた国です。「お・も・て・な・し」は、敢えて口に出してするのではなく、された相手が心地よく感じるような自然な振舞いであるべきです。もっと人に優しく、もっと自分に素直になれれば良いですね。