MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

歌謡曲 第7回~時の流れに身をまかせ~

11月22日火曜日の夜です。語呂合わせで”いい夫婦の日”なんて言われますが、そんな夫婦関係が理想ですが、そうした基盤があるからこそ、少し危険な恋もあるのかもしれません。

 

今夜は故人となったテレサ・テンさんの曲を振り返ります。

時の流れに身をまかせ(1986年2月21日発売 作詞/荒木とよひさ、作曲/三木たかし、歌/テレサ・テン

 

テレサ・テンという歌手が最も輝いていた時代の作品ですね。「つぐない」「愛人」に次ぐヒットにより、日本有線放送大賞3年連続のグランプリを記録しました。

テレサ・テンさんの日本での活動は1973年からですから、そこから紆余曲折を経ての黄金時代だけに、その喜びもひとしおだったことでしょう。

 

「つぐない」「愛人」という、短調でリズムの早い曲から一転して、「時の流れにみをまかせ」は長調で穏やかなリズムです。悪く言えば、リズムが無いと感じるほど、緩やかに流れる水の如く、ただ穏やかに時を刻むような曲とでも言いましょうか。なんとなく心地よい、大人のバラードだと子どもながらに感じました。

 

「もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何をしてたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか」で始まるこの曲は、自分の内面に向き合い、人生を振り返る大人の歌詞ですね。故人である星野哲郎さんが出だしの2フレーズに拘ったと聞いたことがありますが、本作品の2フレーズのインパクトに、作詞家の荒木とよひささんは拘ったのではないか、と勝手に思ってしまいます。

 

一方、作曲で好きな部分は、「一度の人生それさえ 捨てることも構わない」という、それまで冷静を装っていたはずが、やはり人間として理性を感情が上回った心からの叫びを強く印象付けるものとなっています。

 

残念ながら、テレサ・テンさんは若くして亡くなりました。

しかし彼女の輝かしい記録は残っていますし、儚く散ったからこそ、より彼女の全盛期が輝かしく思えるのかもしれません。アジアの歌姫と呼ばれた彼女の作品は、時代を超えた今も尚、多くの歌手に歌い継がれ、そして多くの人の心に刻まれています。

年末大型音楽番組の時期を控え、テレサ・テンを思い出したためにご紹介しました。

 

ちなみに、「つぐない」「愛人」に近いテイストの曲で、「ワインカラーの記憶」という曲があります。こちらもテレサ・テンさんの歌です。もしご興味あれば聞いてみてください。