MASA日記

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乗り物 第6回~銀座線 渋谷駅~

11月10日木曜日です。

 

曜日テーマ「乗り物」、今夜はメトロ銀座線の渋谷駅の話題です。

わたしは都内勤務ですが、渋谷駅は非常に分かりづらい構造だといつも思っています。たとえば同じJRであっても、山手線と埼京線湘南新宿ラインはホームが縦方向にかなりズレていて、埼京線湘南新宿ラインホームからハチ公改札に向かおうとすると、池袋より最後尾車両で降りても、一度階段を昇りホーム一本分ほどの距離を歩いて、階段を下り、山手線ホームを経由してようやく到着します。正直、不便です。

さらに地下鉄も、銀座線と半蔵門線では離れていますし、副都心線も決して便利な位置とは言えないでしょう。そこに東急東横線東急田園都市線京王井の頭線と、複数の鉄道会社や路線が、階層を変えて乗り入れているので、余程使い慣れていないと、乗り換え一つとっても大変な苦労を要します。

 

そんな渋谷駅をスッキリ整理しましょう、という作業が現在進行中です。JR、東急、東京メトロが土地の交換等を通じて、乗客目線で使いやすい配置にしようというこの試みは、とてもありがたいです。特にオリンピックが開催される2020年に向けて、都内には国内外から土地に不慣れな方が多く来るわけですから、そうすべきですよね。

 

そのうちの一つ、メトロ銀座線の渋谷駅の位置を、現在の東急百貨店3階から表参道方面に130m移し、新たな渋谷駅を明治通り上空に移設するという大規模な工事が先ごろ始まりました。表現が適切ではないかもしれませんが、渋谷という巨大な街の複雑怪奇なパズルを、一つずつ整理して解いていくような作業、なんだか面白いと思いませんか?これに伴い、11月5日・6日、同19日・20日と、一部区間を運休にして、大型クレーンによる新しい橋梁の架け替えやレール搬入が行われます。つい先日まで無かった新しいホームの形が、明治通り上空にドンと出現するんですから、未来を垣間見たような気分さえ味わえるかもしれません。

 

こうして新しくなるメトロ銀座線の渋谷駅は、JR線と渋谷ヒカリエの中間に位置を変えるそうなので、その配置が理解できれば随分と分かりやすくなります。また、知らなかったのですが、現在のメトロ銀座線・渋谷駅は、メトロで唯一トイレが無い駅だったんですね。当然のことながら、新駅はそうした設備も備わる使い勝手の良いものに生まれ変わることでしょう。beforeとafterの違い、その仕上がりに期待してしまいます。

 

最後に、移設に伴う珍現象もあります。工事に伴い、工事現場である渋谷~表参道間のみならず、青山一丁目溜池山王間でも区間運休が発生します。これは、浅草方面からの折り返し設備が溜池山王にあるため。溜池山王を超えて表参道まで電車を走らせると、単線の状態になってしまい、運転間隔を大幅に削らざるを得なくなるのだそうです。そこで、浅草~溜池山王での通常本数維持のため、溜池山王での折り返し運転が実施されます。一方、その先の青山一丁目には乗り入れ路線が他に無いことから、乗客の利便性を加味し、青山一丁目~表参道の3駅間を折り返し運転とするそうです。先に書いたとおり、表参道には折り返し設備が無いため、走った線路をそのまま逆に戻るしか方法はありません。つまり、浅草方面行電車が渋谷方面行線路を走り、渋谷方面行電車が浅草方面行線路を走る、通常とは逆の走行が見られます。2本の電車が同じ線路を行ったり来たり、珍しい現象が起きるというわけです。

 

かくして少しずつ新たな姿を見せる銀座線の渋谷駅から、目が離せませんね。