MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

働き方 

11月6日の日曜日の朝、今日も関東は快晴なのですが、個人的には冴えない朝です。と言うのも、前職時代、5年近く同じフロアで働きながら、ごく一時期しかお世話になることが無かった方が、ここ数年体調を崩した後、昨夜他界されたからです。58歳。一部上場企業、職歴を考えても退職金は4,000万円は下らないはずで、2人のご子息も成人されて老後は奥様と楽しいセカンドライフを送るものと思っていた矢先でした。

こうして若くしての訃報に接すると、改めて幸せとは何か、考えさせられます。

 

さて、日曜日の選択テーマ、今週は「働き方」についてです。

11月4日の西日本新聞の「『転勤』が今、制度疲労を起こしている 『活躍』できない妻たちから切実な声」という記事を読みました。

詳細は当該記事をお読みいただくとして、概略をお伝えすると、「転勤」という制度による弊害が目立つようになったというもの。具体的には、夫の転勤に伴い妻が仕事を辞めるまたは転職せざるを得ないといったケースや、転勤の期間が読めずにマイホーム等の人生設計が読みづらい、といった問題点が起きているそうです。

かつて専業主婦が多かった時代と異なり、現在は共働き世帯が専業主婦のいる世帯の1.6倍、つまり夫婦共働きが”普通”になっているわけです。

女性の活躍推進が声高に叫ばれる今、夫と妻が各々のキャリアプランを描く中、夫婦という縛りによりどちらかが働くことを曲げる、子育てという大切な仕事のためにどちらかが働くことを休む、こうした「家族は一緒にあるべき」という概念と、労働の実態に乖離が生まれてきているということでしょう。

この記事に登場する女性の会社では、子育て中の社員を転勤対象外とする措置を取っているそうですが、そうした企業は必ずしも多いとは言えません。

また、企業にとっては、一般的な子育て世代こそ中枢を担うべき重要な時期であり、そうした特別措置を取れば、適材適所の配置や組織の活性化、逆にマンネリ化や癒着の排除という転勤制度の意義が果たせなくなり、結果的に組織の弱体化を招くという懸念があるのだと思います。

 

企業の思惑、労働者の意思(キャリアプラン)、そして家族概念、社会制度。

こうしたものの在り方にひずみが生じている今、転勤という制度の捉え方を就職前(学生時代)から考えておくべき時代なのかもしれません。