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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

気になるニュース 10月2日~8日<温泉、窃盗、脱線、そして・・・すり抜け事件のその後まで>

いよいよ秋の3連休が始まりました、10月8日土曜日の朝です。わたしの住む関東地方はどんよりとした曇り空、窓を開けるとひんやりとした空気が入ってきます。予報では広範囲で雨のようです、せっかくの連休が残念な幕開けとなりましたね。

 

さて、今週1週間のネットニュースを見て、勝手に関心ある情報をランキングします。

 

第5位 温泉マーク変更、「発祥の地」が難色 「知名度下がる」10月5日 朝日新聞デジタル)

温泉マークと言えば、日本ではお馴染みの、温泉から湯気が立ち上る様子を描いたアレですね。ところが、経済産業省は、湯気の出るところに3人の人を加えた新たなマークにすることを検討しているそうです。しかも、かなり本気で。その理由は、外国人にはあのマークの意味が分からないためなのだそう。

これに難色を示したのが、あのマークの発祥地とされる磯部温泉群馬県安中市)。350年以上の歴史があり、認知度の高いマークを変更することに困惑を隠せないそうだ。

ここからはわたしの感想。今や街中も観光地も外国人で溢れています。そして、慣れない外国人の方が道に迷ったり、日本のルールを逸脱した行動をするのを見掛けることもあります。したがって、外国人にも分かりやすい案内を考えることは大事でしょう。

しかし、たとえば温泉マーク一つとっても、日本では古くから使われてきた表記であり、変わることに違和感を覚える向きがあって当然だと思います。外国人への案内の意味であれば、ガイドブックや外国人観光客向けアプリ、案内所のパンフ等、外国人が目にするものの表記を改める、あるいは注釈を付ければ足りると思うのですが。

 

第4位 法科大学院の志願者激減 開設校の4割が廃止や募集停止(10月6日 神戸新聞NEXT)

法科大学院は、開設した74校のうち29校が廃止または募集停止に追い込まれているそうです。受験合格者数の目標についても、昨年春から年3,000人を年1,500人に半減させており、益々法科大学院の経営が厳しさを増す見込みである。

ここからはわたしの感想。法科大学院制度は、法曹界の人口を増やす目的で導入された、司法制度改革の一環です。その根源には、近い将来、日本も欧米同様に訴訟社会が訪れることを見込んでいました。ところが、(良い意味で)アテが外れ、未だに訴訟社会と言えるほどの状況にはなっていません。また、多様化する業務に対応できるよう弁護士法人の設立が可能となるよう弁護士法が改正され(2002年)、日弁連基準が撤廃されて弁護士報酬も自由に決めることができるようになりました(2006年)。つまり、今まではあまり意識されなかった、経営力・営業力も必要になったわけです。

訴訟件数が増えず、経営力や営業力において伸び悩む弁護士(あるいは事務所)は、受注件数が減り、仕事が減少する一方です。逆に、過払金の返還請求や、肝炎の補償制度の代行など、特定分野で仕事数を確保しようとしている事務所も見受けられます。

このような現状に加え、かつては司法試験に合格した司法修習生は、準国家公務員として給与・賞与が支給される等の措置もありました(もっとも、合格率は低く難関でした)。しかし現在、こうした給与・賞与の支給は無く、最高裁判所司法修習生に一定額を貸与する方式に変わっています(2011年11月)。あまり話題になりませんが、2013年には元修習生約200名が、過去の制度との待遇差を理由に「法の下の平等に反する」として、東京・名古屋・広島・福岡の各地裁に訴訟を起こしました。

かつては理系の医師同様、高給取りで憧れの職業とされた弁護士ですが、わたしの知る弁護士によれば、晴れて司法修習を終えて事務所に入った時点で「1,000万円ほどの借金を背負ってスタートする」(司法試験合格までの費用と、修習期間中に最高裁判所からの貸与額)状況で、「若い先生だと年収が300万円ほどの人も少なくない」そうなので、難関な試験に時間を費やしても司法修習生になることを辞退する(あるいは辞退を考えたことがある)人が3割弱いるとの話も頷けます。

こうした”安心して”選択できない職業となってしまった弁護士の登竜門、法科大学院が、定員割れを起こし廃止や募集停止に陥るのは、ある意味当然かもしれません。

 

第3位 【京都】関学大陸上部員を窃盗容疑で逮捕(10月7日 ABCWEBNEWS)

関西の有名難関私立大学である関西学院大学陸上部の男子大学生(21)が、自宅近くの集合住宅5階に住む女性宅に侵入し、現金6,000円を盗んだ疑いで逮捕されました。さらに周辺では、4月~6月にかけて10件、約40万円ほどが盗難される事件が起きており、この大学生の関与が疑われているそうです。動機は、部活にお金が掛かったからだとか。

ここからはわたしの感想。今回の学生は、陸上競技で優秀な成績を収めていたそうですから、陸上競技のみならず人生に大きな汚点を残してしまいました。一度犯した罪の事実は消えませんし、許される行為ではありません。

ただ、この学生について救いがあるとすれば、(結果的に)強盗にならずに済んだこと、そして後日、学生証と1万円を郵便受けに入れた点で罪の意識は持っていたことでしょうか。好意的に理解すれば、良心の呵責に耐えかねたのでしょう。

運動部は合宿や遠征、揃えるべき道具類等、お金が掛かります。加えてアルバイトをする時間も自ずと限られます。前にも書きましたが、わたしの知る現役男子大学生(某大陸上部)は、短時間で高収入が得られるとして、同性愛者向けDVDに出演し、自慰行為をしてお小遣いを稼いだという話も聞きました。

しかし、やはり法に触れるような行為はいけません。関西学院大学と言えば、関西難関私立大「関関同立」の一つであり、わたしが受験生だった20年以上前には同志社大に次ぐ偏差値を誇っていました。しかし最近では、10名以上の学生が集団スリを働いて逮捕されるなど、そのブランドイメージが悪化している気がします。今回の学生に限らず、自分の人生を大切にし、また大学の名を大事にして欲しいです。

 

第2位 <東武東上線脱線>台車に事故前から亀裂 見過ごされ運行か(10月3日 毎日新聞

今年5月18日、東京都板橋区を走行中だった東武東上線の電車が脱線した事故で、事故車両の台車には脱線前から亀裂が生じていたことがわかった。この亀裂が一定期間風雨に晒されて拡大し、台車のバランスが崩れたことが原因と見られている。

ここからはわたしの感想。記事によれば、国土交通省令に基づく8年ごとの全般検査(全部分解)を2009年11月、4年ごとの重要部検査(重要部分解)を13年5月、3カ月ごとの検査を今年3月に行い、6日ごとの自主的検査は5月16日に実施していたそうですが、拡大する亀裂に気づかなかったのでしょうか。

そうだとすれば、非常に検査技術が低いのか、あるいは”適当な”検査報告をする悪しき慣習が横行していたのか。いずれにせよ、偶然、被害が少なくて済んだだけで、朝夕のラッシュ時、乗客で溢れていればさらに大惨事になっていたことでしょう。

東武東上線と言えば、山手線ターミナル駅から放射線状に伸びる主要路線のうち、唯一JRからその座を奪っている路線です(と言っても群馬までは延伸できていません)。池袋から川越方面の埼玉都民にとっては重要な足であるだけに、しっかりとした原因究明と、改善策の徹底をして欲しいと思います。

 

第1位 エア・ドゥ新千歳空港すり抜け「賠償請求しない」(10月6日 AviationWire)

今年8月5日午後0時13分ごろ、北海道の空の玄関口である新千歳空港で、女性客が保安検査場の金属探知機を通過しなかったため、機内や待合室にいた約1,000人が制限エリア外に出されて再検査を受けた。このため11便が欠航、159便に遅延が生じ、22,397人に影響が出たもの。肝心の、すり抜けた女性は既にエア・ドゥ社の羽田便で離陸していた。後に女性は特定されたが、エア・ドゥ社の草野副社長は、「検査場の不備などもあったので、今回の事項を認識してもらい、反省を求めていく」と述べるにとどめ、被害額については計算できていないとして損害賠償請求しない方針を示したそう。

ここからはわたしの感想。一言で言えば「なぜ?」。たった一人の身勝手なルール破りにより、2万人以上に迷惑を掛けたわけで、過去の同様の事案では逮捕されたケースもある。それだけのことをすれば、刑事罰とは別に民事的な損害賠償も求められて然るべきで、航空各社は払い戻し等の莫大な損害を被った事実があるはずです。また、影響を受けた個々人にとっても、感情的に納得できないでしょう。

事件後、この女性は「出発間際で急いでいた」という趣旨の話をしているそうですが、時間に余裕を持たずに空港に来た挙句、ルール違反をして2万人以上に迷惑を掛けたわけで、「すみません」で済む話ではないと思います。そもそも反省しているのかさえ分かりませんし、相応の償いをして然るべきでしょう(勿論、満額は無理でしょうが)。

また同様の事件の再発防止の観点からも、航空会社や新千歳空港は、賠償請求すべきではないでしょうか。今回の結論は、エア・ドゥが寛大な措置を下した、と評価することは個人的にはできないです。併せて、航空各社や空港管理会社には、万全の保安体制を講じてもらいたいものです。