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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

JR北海道「非常に深刻」

本日2度目の記事です。

 

迷走を続け、北東北に上陸し、東北や北海道に甚大な被害を与えた台風10号ですが、そのダメージはJR北海道にとって大きいものとなったようです。

JR北海道の2015年度決算は、連結で17期連続となる約352億円の赤字でした(2016年5月9日発表)。北海道新幹線の維持費や、老朽化した車両や設備の維持費などで、2016年度も400億円を超える赤字が見込まれていました。

そこに降ってきたのが、今回の台風による被害です。函館本線では500本に及ぶ倒木や電線切断の処理を終え、なんとか再開を始めたようですが、釧路・帯広方面、網走・北見方面へのアクセスは復旧に1か月以上を要する見込みとのこと。

もともと、北海道の面積は、北海道外の人が思っている”感覚”より広いです。東北6県(面積第2位の岩手県、同3位の福島県、同6位の秋田県、同8位の青森県、同9位の山形県、同16位の宮城県)に同5位の新潟県を加えた面積より、北海道はまだ大きいです。

観光に行く人が、”函館に寄ってから旭川のホテルに荷物を置いて、富良野見て”と話しているのを聞いたことがありますが、とても無理な計画です。札幌と函館は特急で3時間半以上、札幌と旭川は1時間25分です。移動だけで1日が終わってしまい、観光などできません。それほどの面積に、JR北海道は路線を張り巡らせているのです。

国鉄民営化の際、JR北海道単体としたわけですが、JR東日本のような収入も見込めず、さらに極寒の中での維持費も嵩む中で単体での経営を維持させるのは、結果的に見れば無謀だったと言えるのではないでしょうか。

秘境駅を残して欲しい”という鉄道ファンの気持ちも、”生活に欠かせない”という地元住民の方の気持ちも分かりますが、おそらく現状、数十億円規模と見られる損害と、いつ復旧できるか目途が立たないことで、JR北海道は途方に暮れているでしょう。

交通インフラなどは国が担うべき一つの分野であり、JR北海道の自助努力だけに任せれば、それこそ地元住民の方(とりわけ過疎地)の不利益に拍車が掛かります。JR北海道の負担を可能な限り減らす何らかの方策が講じられることを願います。

 

わたし個人としては、一定の乗客が見込める札幌-函館、札幌-旭川、札幌-帯広を主要3幹線として、特急等も集中投入し、旭川と帯広を道北や道東への拠点とした上で、その先に延びる路線を収益に見合った方法(バス運行含む)で結んでいくのがシンプルだと思いますが、もっともその合理性も何も裏付けが無いので、妄想に過ぎません。

 

まずは被害に遭われた方々の生活が早く戻ることをお祈りしています。