MASA日記

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東京TY傘下の3行合併

8月28日日曜日の朝です。ほぼ涼しいまま8月を終えようとしていて、なんだか夏の消化不良のままに秋に突入しそうな気配さえ感じる今日この頃です。台風10号の動きが心配ですね。仮に予報円の中心部を通過した場合には、史上初となる北関東~東北への上陸となるそうで、その地方の方は台風直撃に十分な注意をしていただきたいと思います。

 

さて、一昨日の記事です。

「2018年5月合併で『きらぼし銀行』に 都民銀など東京TY傘下の3行」

産経新聞 2016年8月26日)

 

日本企業が国際化の中で生き抜くために、効率化・合理化、そして資本の強化を目指しての合併が、どの業界でも進められております。今回は、既にホールディングスにぶら下がる形でグループ化されている東京都民銀行八千代銀行新銀行東京の3行が、合併をするというもの。趣旨を考えれば、ホールディングス内に3つが独立してあるより、合併して収斂した方が余程効率的なので、自然な流れなのでしょう。

 

この記事についたコメントを見ると、大きく2つのリアクションがあります。

1つは「きらぼし銀行」という名前に関して。「顧客の夢を一段と明るくきらめかせたい」との願いを込めて命名したそうですが(読売新聞 2016年8月26日)、銀行や保険会社の”ネーミングセンスの悪さ”を指摘する声も少なくありません。

社名はとても難しいものだと思います。たとえば、三菱東京UFJ銀行のように、前身行(UFJ自体の前身は入っていないが)の名前を列挙する場合、どこが頭を取るのか、合併後の権力争いをにおわせる微妙な問題を含みます。もっとも、先頭に旧行の名前を取りたい会社ばかりではありません。あくまで人伝に聞いた噂レベルの話ですが、三井住友銀行の合併では、住友銀行という繋がりを欲した同社が三井銀行に頭を譲ったということを聞いたことがあります(真偽の程は定かではありません)。

また、みずほ銀行りそな銀行のように、過去の名前を捨てて完全に新しい名前をつけるケースもあります。この場合は、名前をいかに浸透させるかが難しいですね。損保の合併では、損保ジャパンやあいおい損保がこの方式を取りましたが、馴染むまでにはやはり一定の時間を要したと聞いたことがあります。

生命保険業界の場合、古くからある国内生保社は漢字社名(日本生命、第一生命、明治安田生命など)、外資系生保社はカタカナ社名(プルデンシャル生命ジブラルタ生命アフラックなど)、損保系生保社はひらがな社名(東京海上日動あんしん生命損保ジャパン日本興亜ひまわり生命など)と分類されています。今回の「きらぼし銀行」、個人的な感想は伏せますが、名付ける際のルールがあるのでしょうか?

 

今回の記事に関するもう1つのリアクションは、どこが権力を握るのか、ということ。

よく”対等な関係”での合併を強調し、円滑かつ円満な合併が進んでいると言われますが、内実はドロドロした部分が少なくありません。システムを引き継ぐ会社が優位にあるだとか、1年もすれば主要ポストの顔ぶれがどこかに偏るとか、挙句の果てには上下で相手会社出身者の社員を挟んで精神的に追い詰めたという話も聞いたことがあります。合併前から駆け引きは始まるので、そうしたことに社員たちも戦々恐々としているケースも少なくありません(今回の合併のことではないので誤解なきよう)。

 

ともあれ、地銀も再編がどんどん加速しています。顧客の利便性や、融資の拡大、コンサル力の向上など、合併本来の趣旨が全うされるよう期待しています。