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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

先進医療を受けるために・・・

7月22日金曜日の夜です。わたしが住む関東は、連日雨が続き、空気もひんやりしていて、とても7月下旬の気候とは思えない日々が続いています。暑くて夏バテするのも困りますが、夏らしくない夏というのも嫌なもので、早くスッキリ晴れて夏空になってくれることを願う今日この頃です。

 

さて、ネタとしては10日ほど遅れてしまったのですが、今日は「先進医療」について取り上げてみたいと思います。

 

①先進医療とは

そもそも「先進医療」とは何か?一般的な医療のように健康保険の適用対象では無いものの、国民の安全性と利便性を向上させるとともに、治療の選択肢を広げることを目的として保険診療との併用を認められた医療です。また、名前のとおり先進的な医療技術を用いることから、実施医療機関も限られています。

 

②先進医療の種類

先進医療は、毎年見直されています。厚生労働省のホームページによると、今年の7月1日現在で100種類あるそうです。これが多いか少ないかは人により感じ方が違うと思いますが、こんな治療もあるの?と思うようなものまであり、わたし個人としては結構幅広く認定されているな、というのが感想です。

 

③先進医療の費用

ここまで先進医療の概略に触れましたが、やはり相当先進的で高度な医療技術であるため、その費用はかなり高額です。例えば、先進医療の中で有名なものとして、がんの治療法の一つである重粒子線治療があります。個人差はあるものの、範囲を限定して放射線を照射するため、一般的には、抗がん剤治療等で見られるものと比べて副作用はかなり少ないと言われています。では、その費用はいくらかと言えば、現在は一律314万円となっています。これに入院費や検査費が加わります。

数字だけ見れば高いですが、まだ年齢が若く、重粒子線治療が有効ながんの患者様ならば、家族もご本人も、そうした治療を望むことは決して不自然ではないでしょう。

ちなみに、わたしが知る中で高額な先進医療としては、「重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナー又は心停止ドナーからの膵島移植」(かなり長い名前ですね)が一連でおよそ1,266万円掛かります。

 

④健康保険の適用外

一般の診療と重複する部分は併用が認められますが、先進医療に関する治療部分はあくまで100%自己負担が発生します。③で挙げた2つの例の金額を見ても高額ですよね。

一般的な治療ならば、患者は3割負担(例外もありますが)ですし、一月の医療費が一定金額を超過する場合は高額療養費制度が適用され、自己負担についての天井が設定されています。また健保組合によっては、組合員の負担をさらに軽減すべく、組合の定める限度額と高額療養費の自己負担額との差額を埋めてくれる組合もあります。

しかし、これらはあくまでも健康保険が適用可能であることが前提であり、先進医療については残念ながらその適用外であることを再度お伝えします。

 

⑤民間の医療保険

生命保険嫌いな方は結構いらっしゃると思います。また、人生における医療費の自己負担額と、生命保険会社に支払う保険料の累計額を比べると、後者の方が大きい可能性もかなりあります。実際、④で述べたように、健保組合の負担が大きい場合は、患者である組合員が自己負担する医療費はさらに減ります。

では、医療保険は必要ないのか?という疑問が湧くのですが、わたしは医療保険は最低限の金額は必要だと考えています。理由は以下の3つです。

・たしかに、生涯という観点では”医療費<保険料”かもしれないが、いつ何時、治療費が必要となるかは 予測できない

・先進医療の費用を賄うには、医療保険の特約として、先進医療特約を付帯することで対応可能である。 単体で販売されないため、その基本たる医療保険は必要

医療保険は、一般の生命保険や個人年金保険とは別枠で、生命保険料控除を受けることができるため、 税制面での優遇も受けられる

したがって、最低限の医療保険に入り、先進医療特約を必ず付帯するのが最善策だと考えています。この特約の保険料は、月額で100円前後なので、先に述べた医療費に比べていかに安いかお分かりいただけると思います。また、「重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナー又は心停止ドナーからの膵島移植」の登場に合わせ、それまで1,000万円だった各社の先進医療特約の限度額が2,000万円に引き上げられました。こうして、月々100円前後の負担で、高額な先進医療を受けられるので、わたしは昨年、医療保険に加入しました。勿論、先進医療特約を付帯しました。

 

⑥注意点

一番最初に、10日ほどネタにするのが遅れたと書きました。

先進医療については、毎年専門家が精査し、7月上旬に厚生労働省が発表しています。その当時は”先進”であっても、それが広く普及してもはや”先進”では無くなったり、あるいは効能がイマイチだと判断されて先進医療から外されてしまうこともあります。

あくまでその時の先進的な医療を指し、民間の医療保険も、その時点での先進医療と認定された治療を受けることを要件にしていますので、加入時に先進医療だったものがすべて適用されるわけではない、という点にご注意ください。