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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

自転車事故の基準

7月13日水曜日の夜です、こんばんは。

 

今日は街中を歩いていて、ヒヤリとする光景を目にしたのでお話します。場面は都内某所、最近多いですが、ブレーキは装備されているのか?と疑いたくなるような自転車で、急な坂道を下っていた若者。危険だな、と思った矢先、すぐ後方でキキキーという音と転倒する音がしました。どうやら、信号で停止した自動車を外側から追い越そうとして、自動車の影を横断していた歩行者と接触したようです。自動車が停まっていることからも、自転車が”歩行者はいない”と勝手な判断をして、赤信号を無視した模様。

 

以前こちらでも一度触れたことがありますが、自転車事故の賠償例でも1億円ほどの損害賠償に至った事例が出てきました。

それに呼応するように、「自転車保険」なる商品が開発・販売されるようになったことや、個人賠償責任保険に加入していれば、(電動自転車でない限り)少なくとも賠償事故には対応できることも、その際に触れたと思いますので、ここでは割愛します。

 

昨今の自転車の危険な運転を見ていると、自転車事故の基準を早急に整備すべきだと思いますが、自動車事故と異なり、自転車事故同士や自転車と歩行者の事故について、明確な基準となるものがありません。

自動車の場合は、マイカー普及に伴い急増した事故に対応すべく、過去の判例等も参考にした事故形態毎の過失割合を定めた基準があります(別冊判例タイムズ参照)。

しかし、自転車事故については、纏めようとした本、過去の判例を並べた本はありますし、自動車事故の基準を準用するケースもありますが、明確かつ画一的な基準が未だ整備されていないのが現状です。

 

自転車は歩道を走っていることもあれば、車道の端を走っていることもありますし、今日見たケースのように、車の間を縫うように走ってしまう(もちろんいけないのですが)ケースも実際にはあります。また、免許証を必要としない点で、小さい子どもからお年寄りまで乗る乗り物であるため、一定レベルの資格を有している自動車のケースと同列で考えることの是非もあると思います。しかし、悩ましいことに、道路の中では交通弱者の序列かもしれませんが(多くが人力によるものという点で)、実際には加害者として登場するケースも少なくありません。

自転車事故が取り上げられるケースが増加している今、かつて自動車事故の基準が定められたように、自転車についても早急な基準が必要だと考えます。これは、被害者の補償面の画一性の観点からも必要ではないでしょうか。