MASA日記

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「水災」は火災保険でカバーされる?

6月21日火曜日の夜です。今朝は九州で記録的な大雨が降り、土砂災害や洪水などの被害が報告されています。熊本県では現時点で6名の方がお亡くなりになったそうで、先の地震といい、熊本県の方々のご心労はかなりなものでしょう。

 

さて、今日は火災保険の話です。

大雨による損害は、大きく分けて上から降る雨による損害と、それらが溜まって下から上がってくる水の損害があります。

仮に前者の場合、どんなに大雨が降って雨漏りが発生した場合でも、火災保険では”雨などの漏入等”は免責事項とされています。但し、これが台風のような風による偶発的な屋根等の損害の結果振り込んだ雨の場合は、「風災」として保険の対象となります。

一方、後者の場合、河川氾濫などによる洪水は、火災保険では「水災」という範疇に分類されます。そして、あまり水による損害という印象が無いと思いますが、土砂災害もこの「水災」の一つの形態に分類されるのです。

 

6月6日の”火災保険あれこれ”で書きましたが、極めて少数の例外を除き「風災」は多くの保険種目で補償とされていますが、「水災」については住宅総合保険や店舗総合保険といった”総合保険”以上の保険種目でのみ補償となっています。

 

昨今、日本の気候にも変化が生じる中で、河川氾濫や洪水のニュースを耳にする機会が増えています。また、数年前に広島市安佐南区で発生したような甚大な土砂災害も、いつどこで起きるかもしれません。

 

これから梅雨を終えると台風シーズン、そしてゲリラ豪雨や雷、洪水など、火災保険に縁のある自然災害が多発する時期に差し掛かります。今一度、お入りになっている火災保険の補償内容を、しっかりと確認しておかれることをお勧めします。

反対に、洪水や土砂崩れの心配が無い地域にお住まいであれば、「水災不担保」とする特約もあり、当然その分保険料が安くなります。最近の火災保険は、オールリスクとした上で必要ない補償を不担保特約で外していく商品も多いので、まさにご自身のニーズに合った補償をカスタマイズすることができます。

 

なお、一点付言すれば、「水災」も地震保険同様に広範囲に一度に甚大な被害を及ぼす種類の自然災害です。保険金の支払われ方が、実損害を完全補償するものではない商品が多くありますので、それらも含め「水災」の扱いをどうするかお考えになれば良いと思います。以上「水災」と火災保険についてでした。