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MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

意外に良いかも・・・生命保険

6月17日金曜日の夜、金曜日の夜ってなんだか落ち着きますね。サラリーマンだった頃に比べて解放感は少なくなりましたが(それだけ毎日解放されているので)、それでも金曜日の夜はなんだか好きです。

 

さて、今日は生命保険の話です。

何回か前のテーマで貯蓄性商品の動向について書きましたが、今日は20代前半の社会人歴数年の若者に、”生命保険って嫌なイメージあるんですけど、どうなんです?”と聞かれたことがきっかけで、彼に話した内容を書きます。

 

実家暮らしの彼の毎月の収支は、手取り22万円、うち5万円を家に入れ、3万円を自分で使い、なんと残りの14万円を毎月銀行に預けているそうです。とっても偉いです!その14万円は当面使う予定も無く、なんとなく老後困らないために・・・だそう。今の若い人ってしっかりしてますね。それだけ公的年金などに不安があるのでしょうか。

 

そこでわたしが彼に提案したのは、毎月4万円を生命保険に預けてみたらどうなるか?というシミュレーションでした。内訳は、葬式代程度の定期保険と1,500万円保障の低解約返戻期間型終身保険、還付型医療保険、それに個人年金保険で毎月4万円。

 

メリットは以下のとおり。

①万一の場合の保障機能

貯蓄型終身保険は、万一のことがあれば当然1,500万円を受け取ることができます。仮に責任開始日後すぐに万一があっても、1,500万円が支払われます。預貯金の場合、毎月積み立てているお金だけしか戻らないですね。よく言う、”預貯金は三角形、生命保険は四角形”の図式です。

②返戻率の良い貯蓄機能

ある会社の生命保険で見積もると、約35年の払込期間で支払う累計保険料は約1,380万円。払込期間が満了すると返戻率が上がり、仮に翌年に解約すると、解約返戻金が累計保険料を83万円ほど上回ります。

35年間で83万円の利息をつけようとすれば、いったい預貯金にいくら預ければ良いのでしょうか?ちなみにメガバンク普通預金利率は、ついに0.00%なんていう数字になってしまっているので、生命保険のキャッシュバック率の良さが分かります。

③毎年受ける生命保険料控除

サラリーマンの彼は、11月頃までに送られてくる生命保険料控除の控除証明書を勤務先に提出すれば、12月分給与にて還付されます。彼の収入をもとにすれば、毎年4,000円~5,000円程度が戻りますが、それでもマイナス金利政策時代に毎年それだけプラスになると思えば、悪い話ではありません。まして約35年間、毎年恩恵があります。

④老後資金の準備

定期保険を除けば、終身保険も解約して貯蓄機能がありますし、医療保険も還付金があります。さらに個人年金保険は老後のためのものですから、定年後、まさにお金に不安がある時期にある程度のお金を手にすることができます。

⑤万一の場合の相続税メリット

これは生命保険一般に通じる話ですが、仮に将来彼が一定の財を成し、相続税が課せられる程度の遺産を残した場合に、「500万円×法定相続人の数」が非課税枠として認められていますから、課税対象の金額を下げることができます。

⑥その他

ついでに言えば、預貯金口座は死亡により凍結され、法定相続人全員の遺産分割協議をもって解除されますが、生命保険は請求後速やかに支払われる点もメリットです。

 

一方、デメリットは、払込期間中に保険を解約してしまうと、解約返戻金が累計保険料を下回ってしまう点です。つまり、資産の流動性には馴染まないですね。ですから、わたしは彼に”当面、使途が明確でない”ことを確認し、”14万円のうちの4万円”を生命保険、残り10万円はいつでも使えるように今まで同様、預貯金とするよう勧めました。

 

最初は「生命保険=嫌!」と思っていた彼は、”知ると、悪くないですね!”と前向きになり、近く、保険代理店を訪ねてみるそうです。

 

とは言え、マイナス金利政策のあおりを受け、各社の貯蓄性商品がラインナップから姿を消しつつあります。もしご検討の方は、お早めに。

 

※上記内容は、現在の政策や金利が維持された場合を前提としております。また、彼の収支等も概算です。