MASA日記

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食中毒の時期

6月15日水曜日の夜です。ここ最近、”お帰りの時間は傘は必要ないでしょう”とにこやかな気象予報士を信じて出掛け、その時間に雨に降られるという日が多い気がします、気のせいでしょうか・・・わたしは折り畳みを常備しておりますので、さほど困ることではないのですが、やはり置き傘は必要ですね。

 

さて、先日、福井県若狭町が、給食センター調理員に勤務時間中の排便を禁じ、仮に排便した場合は当日は調理に従事しないこと、とした衛生管理マニュアルがネットニュースで取り上げられていました。

排便後にきちんと手洗いをすれば良いではないか?という気はしますが、反面において、食中毒の原因を排除したいという気持ちも分からないわけではないです。

 

仮に提供した食事が原因で、食中毒が発生した場合、お店にはどのようなリスクがあるのでしょうか?

一つ目は、お客様への補償です。以前書いたゴルフカート事故等と同様に、対人事故が生じた場合は、民法上の賠償責任(債務不履行責任)を負うので治療費、薬剤費、通院交通費、休業損害、慰謝料などを支払う必要があります。

二つ目は、休業損失です。食中毒が発生すると、保健所による検査が行われ、一定期間の営業禁止措置が下されます。お店としては、営業禁止期間中、原価は掛からないかわりに利益も得ることができません。

 

このように、食中毒を起こすことにより、お客様に対する賠償を行うための費用と、お店を休むことによる利益損失が生じます。これらを包括して補償する損害保険があります。賠償責任保険の一種です。会社により扱いは異なりますが、賠償責任保険(生産物賠償保険)に食中毒利益条項を特約付加する会社が多いようです。

 

一方、食中毒に掛かったお客様自身の傷害保険はどうでしょうか?かつては、細菌性食中毒は対象外、ウイルス性食中毒は対象とされていました(これは、傷害保険の要件である”外来性”による区分)が、分かりづらかったこともあり、現在はともに対象外とされ、「特定感染症危険担保特約」(名称は会社により異なる)等で、補償対象とされるケースが増えていますが、傷害保険の種目により異なります。

 

これからの時期、ますます食中毒のリスクが高まります。掛からないのがベストですが、万一に備えるならば、こうした保険を検討されてみても良いかもしれません。