MASA日記

働き方、お金のこと、趣味のこと、ニュースなど、徒然なるままに書いています

自転車事故

5月30日月曜日、今日は雨が降る嫌な月曜日でした。これから梅雨を控えているので、こうした日も増えると思うと憂鬱な気分になる方もいるかもしれませんね。

 

さて、5月27日午前6時過ぎに、坂道を下っていた高校生の自転車と、坂と交わる交差点を歩いていた高齢者が出合い頭に衝突し、高齢者が頭を打って意識不明の重体になったという事故がありました。

 

自転車はわたしが学生時代だった頃に比べ、かなりレベルが上がっています。電動付きができたり、愛好家の方を中心に高速で颯爽と走ることができる自転車が増えたり。それに合わせ、ブレーキを備えず高速で車の間を縫うような走り方をする交通マナー違反の自転車も目立つようになりました。

こうして、自転車が当事者となる交通事故件数も増加しており、数年前に自転車と歩行者の交通事故で高額な損害賠償が認められた裁判例を契機に、自転車に関する保険の話題も耳にするようになりました。

 

法律的観点から見れば、歩行者に衝突してケガをさせているので、不法行為責任が発生し、治療費や薬剤費、通院交通費、休業損害や慰謝料などが損害として認められます。

では、損害保険上はどうなのか?ということですが、個人賠償責任保険の対象です。個人賠償責任保険は、現在は単体で売られることは無く、自動車保険・火災保険・傷害保険などの特約としてつけられますが、日常生活に起因して発生するあらゆる賠償事故を補償するもので、自転車運転中の事故についても対象となります。但し、人力によらない場合は約款上の免責となっているので、電動自転車などは要注意です。そして、これらの個人賠償責任保険は、限度額が高く被保険者の範囲も広い(被保険者本人、被保険者本人の配偶者、被保険者本人と同居する親族、被保険者本人と生計を一にする別居の未婚の子 が一般的)にも関わらず、保険料はとても安いです。

 

そう考えると、そもそも最近耳にする自転車保険って必要なの?と思ってしまいます。自転車を買ったら自転車保険加入しなきゃ!と思うかもしれませんが、自動車保険や火災保険・傷害保険の契約内容に”個人賠償責任”や”日常賠償責任”の特約が付帯されていれば、それで賠償事故はカバーされるからです。

強いて言えば、自転車保険は傷害条項もセットされることが一般的ですから、そこにメリットを感じる場合や、個人賠償責任に関する特約が無い方には良いかもしれませんが。

 

それにしても、こうして自転車の速度が上がり、事故の件数が増えてくると、高額な損害賠償事故も多くなる可能性は容易に想像されます。自動車の安全性が高まり、やがては自動運転も普及し、交通事故の件数が減少するならば、損害保険会社も新たなマーケット探しを始めるかもしれません。いつの日にか、個人賠償責任保険では自転車事故を免責とし、自転車保険強制加入の日が来るのかな・・・などと想像してしまいました。