MASA日記

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東武東上線人身事故

5月28日土曜日、2本目です。

 

東武東上線脱線事故発生からちょうど10日が経ちました。いまだに原因は明らかにされていませんが、おそらくは車両側の不具合が原因なのではないか?という見解が強まっているようですね。一日も早い原因究明と、解決策が待たれます。

 

さて、1週間前の記事で触れましたが、東武東上線は運転見合わせや遅延の多さで有名であり、2015年の人身事故件数も30件で私鉄トップです。

 

当然、東武鉄道もこうした状況を看過しているわけではなく、”いのちの電話”に関するポスターを掲載したり、ホーム端に自殺抑止に効果があるという”青色”ライトを設置したりと対策を講じようとはしています。そして、国土交通省の設置基準に則り、利用者が1日10万人を超える駅、同線では「和光市駅」「川越駅」の2駅にホームドアを設置することにしています(和光市駅では本年3月26日ダイヤ改正に合わせて運用開始済)。

 

視覚障害をお持ちの方が転落することを防ぐ目的で、ホームドア設置基準がこうした形になっているので、速やかな設置は必要であると考えます。

一方で、東武東上線の場合は、有楽町線副都心線が乗り入れる「和光市駅」はTJライナーを除く全列車が停車、「川越駅」は全種別の列車が停車します。正直、「和光市駅」「川越駅」で発生している人身事故件数はかなり少ないです。反対に、駅構内での人身事故は速達性のある電車が通過する駅で多く見られます。特に、準急以上の速達種別が通過する「成増駅」~「池袋駅」の間の各駅など、発生頻度の高い場所こそホームドアの設置が急務だと考えます。

 

また、東武東上線の場合は駅間での人身事故(多くは踏切侵入による事故)の多さが特徴的で、その割合は駅構内の人身事故の割合を上回っています。

実際、わたしが以前仕事で川越まで利用した際、往復ともに急停車があり、「踏切道内の安全を知らせる信号を受信したため急停車」した旨のアナウンスが流れたのを覚えています。つまり、人身事故に至らないレベルの事象も多く起きているわけです。

遮断機が下りている踏切内に立ち入るわけですから、ほぼ故意による侵入と言わざるを得ません。その意味では東武東上線に気の毒ではありますが、それだけ多くの駅間事故や駅間侵入による急停車が発生してるのであれば、それらに対する改善策を講じる姿勢は鉄道会社に求められると思います。

成増駅」~「池袋駅」や「鶴ヶ島駅」~「霞ヶ関駅」など、発生確率が高い場所が数値として表れていますので、多い場所から順に対策すべきではないでしょうか。

 

いずれにせよ、鉄道の使命は、安全かつ快適に人を目的地まで運ぶことですから、東武東上線が汚名を返上するよう対策を講じて欲しいものです。