MASA日記

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地震保険あれこれ2

5月18日水曜日です。間が空いてしまいました。

一昨日は茨城県震源とする地震もあり、再び地震への関心度(警戒感)も高くなっているようです。

 

さて、わたしのブログを読んだある方から、追加質問をいただきました。

地震保険の調査員、いったい誰なのか?というものです。

結論的には様々な人が入り混じっているというのが回答です。

 

まず、損害保険会社が加入している損害保険協会の認定資格である損害保険登録鑑定人(以下、鑑定人)という方々が現場調査の最前線です。地震に限らず、火災や機械の損傷など、多岐にわたる調査のスペシャリストとして、損害保険会社から業務委託されて事故調査を行います。それでも、当該エリア以外の通常事案もあることから、大きな震災では、登録されている鑑定人では到底数が足りません。

そこで、次に考えられるのが、建物の専門家である建築士の方々、事故状況調査の専門家であるリサーチ会社の調査員など、日頃から損害保険会社と密に連携している方々も調査に加わることになります。

しかし、それでも追いつきません。そこで損害保険会社の社員が動員されます。

損害保険会社の調査部門は、大別して、マリン部門(海上保険の事案担当)、自動車部門(自動車保険の事案担当)、火災新種部門(その他保険の事案担当)に分かれ、地震保険は火災新種部門が担当します。しかし、火災新種部門は割り当てられる人数が少ないため、震災が発生した当該エリア外からの応援を要請しても、限度があります。

そこで、自動車保険部門、場合により営業部門や非現業部門(営業や調査といったお客様と直接接点を持たない部門)からも応援に借り出されることになります。

こうして、鑑定人、建築士、リサーチ調査員、損保各部門の社員が動員され、ようやく調査部隊が結成されるのです。そして、複数人を1ユニットとし、1日に何件という割り当てがなされるので、現場に来る調査員は誰なのか?という問いに対しては、上述のような方々が混合しているとしか答えられません。

 

たしかに、火災新種部門の事案を担当していない損保社員が調査に来て不安だ!と思われるかもしれませんが、現場に出る前に調査に必要な教育はなされていますし、以前書いたとおり、調査要領も比較的簡便化されています。